森のかけら | 大五木材


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1さて、いつもは式典の中で木工工作コンクール木材活用コンクールの表彰式が行われるのですが、今大会では式典前に授賞式が執り行われました。木工工作コンクールは子供を対象としていますが、全国から2万点を越える応募があるビッグなイベントです。その中で、本年見事愛媛県の久万高原町の小学生の生徒さんの作品が農林水産大臣賞を受賞されました!久万高原町からは毎年応募してもらっているのですが、これは歴史的快挙でした!作品名は『どんぐり運動会』、製作したのは久万高原町立七川小学校年生の木岡君、高岡さん、沖中さんの3人組。

3当日の表彰式には、製作した3人の生徒さんも先生と一緒に参加してくれました。式典では、一人ずつ名前を呼ばれて壇上で拍手と喝采、カメラのスポットライトを浴びます。国会議員さんも参席する数百人の晴れやかな席で、登壇するのは彼らにとって初めての経験ではないでしょうか。最近の子供達は堂々としたものです。私だったらすっかり緊張して尻込みするところです。審査委員長の永関和雄・全国造形教育連盟委員長の隣で小首をかしげて困ったような表情の木岡君が妙に愛おしく感じられます。息子や娘と同じ歳です。

2式典の後で、作品の前で記念撮影をしました。作品の前で少しはにかんだぎこちないVサインが愛媛の素朴な子供っぽくてまたいいじゃないですか!おめでとう!彼らにとって思い出に残る1日になったことでしょう。以前は、これ本当に子供が作ったの?と疑ってしまいそうになる高度な作品も多くありましたが、今回はどちらかというと元の素材を活かした子供らしい作品が多かったように思います。しかし、子供の着眼点は素晴らしいです。新商品のヒントになりそうな作品も幾つかありました。

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ついつい素材そのものをいじくりり回しすぎてすっかり駄目にしてしまうという事は往々にしてありますが、変化球ばかり投げているとたまにはストレートを思いっきり投げ込んでみたくなります。特大ホームランを浴びようとも、力と力の勝負の後の満足感のようなものを味わいたくなることもあります。加工の技術が向上するほどに、材はマテリアルとして捉われる傾向にありますが、素材あってこその技術であるという事を再認識させらえた木工コンクールでもありました。




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