森のかけら | 大五木材


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20101114 気を贈る、木で贈る【木言葉10撰】①木言葉や木の物語を取り入れて、TPOに合わせて作っていた【木言葉書】ですが、遂に10種類が揃いました。『桧:晴れの桧舞台』で始まり、第10弾の『朴:ホオ葉の如き君なりき』で一応完結です。最初に桧と『桜:晴れのサクラ咲く』は、すぐにイメージが思い浮かんだのですが、いろいろな場面で使えるなと思ったら最後、凝り性の私としては揃えなくては気が済まなくなりました。しかし、そんなに都合よくTPOに合わせた木が揃っているわけではありません。しかし、そんなに簡単に諦めては『木物語り屋』の名が泣きます!木の物語を紡いでいかねば。

 

20101114 気を贈る、木で贈る【木言葉10撰】②ただ、木と人生の節目や舞台を結び付けれれば良いという物ではありません。もともと「書く」という機能性を重視しているわけではありませんが、一応は言葉を書いて贈るというのが大前提ですので、その機能もまったく無視するわけにはいきません。一概には言えませんが、年輪の始めに大きな導管の出切る環孔材(例えばミズナラクリ、ケヤキなど)の木は、導管にペン先が引っかかりやすく、「書く」素材としては適しているとは言えません。導管がほぼ均質に分布している散孔材(例えばサクラカツラ、ブナ、ホオなど)の方が、書きやすいのは確かでしょう。この【木言葉書】に対しては、散孔材の方が適しています。建築材の場合、乾燥具合とか、強度が最重要視されますが、こういう商品の場合はまったく別の資質が必要になります。『適材適所』の特性を活かす作業がより求められます。

 

20101114 気を贈る、木で贈る【木言葉10撰】③個別の商品の説明にについては、『商品紹介』コーナーの『木言葉書』に詳しくアップしてありますので、是非そちらをご覧頂きたいのですが、新商品を幾つかご紹介します。山本周五郎の小説「樅の木は残った」に忍耐の象徴としても登場し、「向上」という木言葉、「」という花言葉を持つ樅(モミ)は、時を刻み迎えた大切な記念日に贈る『モミの木も残る記念日』に生まれ変わりました。モミといえば、そろそろ街中では気の早いクリスマスソングが聞こえてくる季節になりましたが、そういう大切な記念日に如何でしょうか。

 

20101114 気を贈る、木で贈る【木言葉10撰】④もうひとつ、胡桃を使ったのが、『クルミの森にお引越し』です。リスは、秋に大好物のクルミの実を集めると、冬に備えて地面に埋めます。しかし、食料の少なくなった冬にすべてのクルミを掘り出して食べてしまうわけではありません。幾つか残った実は、春に芽を出し、またいずれ森の恵みを提供してくれるのです。それが森と動物達のお約束なのです。そこから、引越ししたけど探し忘れなく!という事で、お引越し用の挨拶にお使い下さい。他にも、頑張る人に・・・樟/クスノキ クスの大木はにわかには出来ぬ』、 新たな決意・・・楓/カエデ 鮮やかなる紅葉』、 大切な友を招く・・・朴/ホオ 『ホオ葉のごとき君なりき』と、既存の5種と併せて10種が揃いました。当初よりも厚みを薄くして、最新のサイズは3.5mmになりました。以前はハガキとして使う場合に、120円切手が必要でしたが、最新のモノは90円切手でOKです。

 

145953.5mm 全て¥420/枚(¥400消費税別) 送料は、4枚まで¥80〔メール便〕

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※ 「木言葉書10撰」は、えひめイズムさんでも販売していただいています。




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