森のかけら | 大五木材


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20101228 端材処分焼却禁止令、発布①本日で年内の営業は終了です。3時頃に物凄い強風が吹いて横殴りの雨が叩きつけましたが、夕方になると嘘のように青空が顔を覗かせたり、季節感があるのかないのか分からないような天気でしたが、何とか事務所の片付けも終わり仕事納めが出来ました。年明けは1月5日(水)から仕事始めとさせていただきます。数年前まではこの時期になると、年末の大掃除という事で、倉庫に溜まりに溜まった端材をまとめて処分させられていました・・・。私としては何かに使えると思って大事に取って置いたものの、結局数年経ってもそのままで、倉庫の肥やしになるとの皆の意見に流されて、断腸の思いで焼却処分していたのです。あ~モッタイナイ!という強い思いが、後々の【森のかけら】が生まれる大きなモチベーションとなるのですから、世の中何が幸いするやら分かりません。捨てるという後悔の契機があればこそなのですから。

 

20101228 端材処分焼却禁止令、発布②更にもっと大きな板材の活用方としての【】シリーズや、薄い板材の活用法としての【円い森】、あるいはもっと小物の携帯ストラップ用材などが生まれてくると、「その端材、宝物につき大切な原料捨てるべからず!」という錦の御旗を掲げ、堂々と「端材処分焼却禁止令」を発布する事が出来たのです!勅令発布後は、端材を問答無用で捨て去る狼藉振りは影をひそめたものの、小山のように溜まっていた端材が、みるみるうちに富士山級に積みあがっていきます!そのうちに倉庫内に幾つもの富士山が!あわ、わ、わ・・・。

20101228 端材処分焼却禁止令、発布③わずか35㎜の小さなキューブといえども乾燥は必要絶対条件条件ですから、端材が出たからといってすぐに加工工程に移れる訳ではありません。同じシンプルなスペックの繰り返しですから、乾燥が甘いと微妙な差が生じます。なので、念には念を入れて乾かしておこうよか、ある程度樹種がまとまってから一斉に加工しようなどと考えているものですから、ドンドン端材が溜まっていく事になるのです。結果として、富士山を大量生産させてしまうのです。

 

20101228 端材処分焼却禁止令、発布④しかも『ちょこっと端材』という更なる『出口』を見つけたので、富士山増産に拍車が掛かる事となったのです!そういう事で今年の大掃除でも焼却する端材はほとんどありませんでした。最近は、更にアマチュアのクラフトマンの来店も増え、【森のかけら】の加工には難しいサイズまでも綺麗に使い切っていただきますので、本当に捨てるところがありません。端材の端材も焼却禁止!富士山がエベレストになってしまいそうですが・・・。それも宿命、それも本懐。勅命発布の重みにいろいろな意味で打ち震えております!




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