森のかけら | 大五木材


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20110928 1もう少し直接的に木の事も書こうと思っているのですが、ありがたいご縁が多くてなかなか木の話になりません。どちらかというと新しい出会いで気(木)分のいい話ばかり。先日も県外からたくさんの「木のファン」いや、「自然を愛する会」の皆さんが大勢いらっしゃいました。昨年の5月に、日刊工業新聞社主催の地域活性化リレーシンポジウムでご一緒させていただいた東レ㈱田中千秋代表取締役副社長とは、その後も『適材適所』と手紙のやり取りをさせていただくお付き合いをさせていただいます。

 

20110928 2シンポジウムでは直接お話しすることは無かったのですが、その後の懇親会で声を掛けていただき、【のかけら】に大変興味を示していただきました。まさかこういうご縁があるとは、まさに僥倖!山登りが趣味で、仲間達と「自然を愛する会」を作って自然を楽しんでいて、きっと仲間達も気に入るだろうから、今度仲間と会社に寄るよ、と言っていただいた言葉は社交辞令ではありませんでした。その約束を果たすべく、先週末に大勢の皆さんで本当にご来店いただきました

 

20110928 3東レの会社関係の皆さんとそのご家族、ご友人の皆さん、松山での観光もあったのですが、それでも1年前の約束を覚えて下さっていて、本当に来ていただけたのは嬉しかったです。東京、埼玉、滋賀など各地から松山に集合されていました。事務所の狭いスペースにぎゅうぎゅう詰めで申し訳なかったのですが、『森の5かけら』のエピソードや木の話も熱心に聴いていただきました。自然や森、木などに興味のある方の前でお話させていただくのはとてもありがたいです、皆さん大人です!意識がお高い!

 

20110928 4田中副社長には個人的に【のかけら36】もご購入いただいているのですが、今回は会の皆さんも木のおもちゃなど多数お買い上げいただきました。弊社にとってのテーマ、目標である「木のファンを増やす」という事について、ふたつのアプローチがあると思います。森や木の事に興味・関心の無い人に、啓蒙して木の魅力を知ってもらう方法と、もともと森や木が好きな方に更にもっと好きになってもらう方法。行政施策レベルでは当然広く浅く前者の方向でしょう。

 

20110928 5しかしマニアの殿堂と化しつつある弊社においては、後者の道を進むのです(するつもりでもなかったのですが、結果的にそうなってしまってます)。話が学術的だとか難しいとかいう高尚なレベルの話ではなくて、自分の好きな道のみを突き進むという方向において、ディープでマニアックになりすぎてしまい、興味のない方との温度差が開くばかり。お話できる内容は、木にまつわる民間伝承や風習、木の物語が中心ですから、誰でも入ってこれるのですが、周囲を顧みない「我が道主義」が災いして、常識ある一般の方はなかなか近寄ってもらわなくなりました。もはや奇人変人の領域に入りつつあるのでしょうか、いいんです、臨むところです。そういう所にはそういう方々が集まっていただくのです。あ、決して「自然を愛する会」の皆さんがそういう方だと言っている訳ではありませんよ、決して・・・。

 

20110928 6しかし、【のかけら】を一見されて、「オモシロい」と言っていただく方は、大抵人間もオモシロい方が多いのも事実です。あ、これは褒め言葉、最大の賛辞ですよ勿論!本の技術で燃費が向上した次世代のエコ飛行機・ボーイング787型機話題になっています。その胴体を飛躍的な軽量化させたのが、東レの開発した素繊維のです。昨年の基調講演でも、田中副社長が繊維やプラスチック・ケミカルを軸に、情報通信、医療や航空・宇宙分野などグローバルに展開されていて、CMではありませんが、あれもこれも東レ・・・そんな天下の東レの皆さんが相手といえども、【のかけら】に関しては私が創造主!私以上に、【のかけらに愛情を持って話せる人間はいません。なので好き勝手にお話させていただきました。この話長くなりそうなので明日に続きます。

 




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