森のかけら | 大五木材


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20120315 1昨日に続いて、インターンシップの報告陸前高田に行って一生懸命ボランティア活動に励んだ彼らだからこそ、きっちりしたテーマと役割を与えてあげることが出来なかった恨みが残ります。5人を代表して、松本君松久君が事業成果を発表してくれたのですが、第三者が聞けば「この立派なインターンシップ事業はどちらの企業さんのもの?」なんて思うほど素敵にまとめて堂々と発表してくれました。素材だけを与えられてどれだけ料理できるかという命題への対応能力がついたという意味では成果はあったかもしれません!?

20120315 2本当に申し訳ないと思うのですが、しかし世の中にでればマニュアルのないことばかり、解答が無いどころか解答用紙すら無い問題にどう立ち向かうか『人間力』が求められます。「人と同じ」が嫌で好き勝手に自分のやりたい事を独学で学び、自己流を貫いてきましたので、人を使うこと、人に伝えることはいつまでたっても少しも上達しません。まあそんな私の事を面白がって選んでいただいた、NPO法人愛媛アカデメイヤ武智義典さん小笠原茂さんにとっては、人生にはこういう奇人変人もいて、それでも生きていけるんだという人生教訓としては「適正」な選択だったのかも、確信犯ですな!最終的には、自分に合う仕事がなければ起業すればいいわけですし、これからの時代ルーティンに捉われない、斬新な視点も必要でしょう。材木屋がなんでも出来るいい時代です。

 

 

20120315 3良くも悪くも弊社を選んで数ヶ月のインターンシップを経験した彼らには、大学で学び身に着けた教養や知識が社会に出て活かせないような「モッタイナイ」まねだけはしないように、「自己資源」を骨までしゃぶって使いましょうと言いたい。それこそがものづくりの極意!吉井さん、山内さん、高橋君、松久君、松本君、何も教えてあげられなかったけれど、ご縁があればまたきっとめぐり会えます。「人生至るところに青山あり」、諸君の未来が面白き人生たらんことを望みます。

 

20120315 4さて、そんな彼らと取り組んで作り上げた成果とは?商品開発を進めるにあたって考えたことは、今の学生ならではの視点を織り込み、大学の生協などのショップで販売できる商品は何か?という事をさんざん協議しましたが、なかなか着陸点が見つかりませんでした。インターンシップのための間に合わせ商品を作ってお茶を濁すつもりはありませんでしたし、そんな余裕もありません。幾度が話を重ねては叩き壊す作業を繰り返し(これが大切)、次第に距離感が見えてきて辿り着いたのは彼らの原点、陸前高田。そこで生まれた愛媛と岩手の絆。そこに材木屋がどう関われるのか。以前に、陸前高田から地元企業の方たちが愛媛に来県された時、私も参加させていただいたき、その席で陸前高田で被災された村上製材さんと出会いがあり、全滅した7万本の高田松原の話に及びました。当然建築材に使えない、『倒壊した松』があまりにモッタイナイ!その松って生かせないものだろうか?更に明日へ・・・




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