森のかけら | 大五木材


当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
予告無く変更になる場合がございます。
現在の商品に関しまして、お電話、又はオンラインショップをご覧ください。

今日、高知県須崎市で木のもの屋土佐龍』を営される池 龍昇社長ご一行様がお見えになりました。池社長さんとはもう 年来のお付き合いです。結婚して数年子供が出来なかったので、その間家内と二人でいろいろな木材・木工関係のお店を訪ねました。主に中四国地域が多かったのですが、高知は木の産地だけあって、多くの木材関係のお店がありました。その中でも当時から異彩を放っていたのが、須崎市にある『土佐龍』さんでした。『土佐龍』さんの在る須崎市周辺は湾岸線が凹凸に入り組み、太平洋が面前に望める抜群のロケーションです。当時はよく出かけていたのですが、最近はご無沙汰でした。それが先日、突然お電話があり、仕事に松山に来るので寄りますとの事でした。家内が運営している『木のもの屋・森羅』は、『土佐流』さんの『木のもの屋』の冠をいただきました。そちらの方では、商品もほんの少しだけ扱わせていただいていますが、私は池社長と本当に数年ぶりの再会でした。

20090626e38080e59c9fe4bd90e9be8defbc93

20090626e38080e59c9fe4bd90e9be8d2

決して『となりのトトロ』の宮崎駿監督ではありません!ダンディなロマンスグレーが池社長のトレードマークです。最初にお会いしてからもう10数年経ちますが、当時と全然変わりません。相変わらずパワフルでお元気です。そこに留まるをよしとせず、常に研究心旺盛で新しいことに取り組まれます。地元・高知の山の木を使ってクラフト商品を製作されていますが、かつては土佐の闘犬の木彫りを作られたりもしていたそうです。とにかく博識で木の事、山の事いろいろご存知です。何よりも自ら山に入り、材料を取ってこられたりされているので、一つ一つの言葉に説得力があります。

20090626news1_39logo『土佐龍』さんの商品には、右のマークが付いています。京都議定書で、日本は温室効果ガスの排出量を1990年よりも6%減らすことを約束していますが、その3分の2にあたる3.9%を、森林による二酸化炭素吸収が担っていて、国産材を利用することで、資金が山に還元され、森林が整備されて、CO2をたっぷり吸収する元気な森林が育成されます。右のマークは「サンキューグリーンスタイルマーク」と言います。これは森林に感謝(サンキュー)しながら、目標の3.9%(サンキュー)の達成に向かって、国産材製品を身近に取り入れ、うるおいのある生活を育んでいこうという願いが込められた木づかい運動のシンボルマークです(国産材使って減らそうCO2)。この運動に賛同した企業の商品にマークをつけることが認められているのです。

この他にも池社長は、国産材を有効に活用しようという活動に熱心で、NPO法人『才の木』にも加盟されています。お話を聞いていても次々に面白いアイデアや企画をお持ちで、何より饒舌!人を飽きさせないというのも商売の基本だということを改めて実感します。次のお仕事が入っていたので数時間の再会でしたが、密度の濃い時間をいただきました。名は体を現わすといいますが、まさに池から龍が昇るがごとく熱き血潮の『いごっそう』の御仁です!池社長の体温は普通の方よりきっと2,3度高いと思います!血湧き、肉踊る『森のスーパーマン』です。池社長、次は須崎にお伺いします!




オンラインショップ お問い合わせ

Archive

Calendar

2024年5月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
Scroll Up