森のかけら | 大五木材


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先日、家族で夕食に出かけました。お店の名前は『DINING さえら』さん。場所は松山市平井町ですが、鷹ノ子に近いところです。詳しくは詳しい地図をご覧下さい。何故わざわざそんな遠くのお店に来たかというと、こちらのお店は、弊社のお客様である『飛鷹プランニング』さんが施工され、弊社の材料を使っていただいているからです。最近、店舗の内装などに『』を使っていただくケースが増えてきています。特に飲食店は、カウンターやテーブル、棚板、椅子、手洗い台、レジ台など、多くの用途に利用されています。形も大きさも樹種も様々で、デザインや装飾的な意味合いもあるのでしょうが、そこには『なるべく天然素材を使いたい』という考えが基本にあるように思われます。

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木が好まれるなら杉や桧の県産材を使えばいいのでは、と思われる方がいるかもしれませんが、いかに他店との差別化を図り、オリジナリティ溢れる空間を作り出せるかが命題の飲食店にとって、その素材選びもとても重要です。杉や桧も使い方次第ではあるのですが、素材を活かす使い方にもおのずと限界があります。広葉樹の表情の豊かさを知ってしまうと、どうしても針葉樹のサラリとした雰囲気では物足りなくなる方もいるでしょう。だからといって広葉樹ばかりで固めてしまうと、重たい雰囲気になってしまい「くどさ」が出てしまうこともあります。そこはやはり設計士さんのセンスです。それぞれのタイプの木の持ち味を相殺させないことが大切だと思います。私は、部位ごとのパーツの適材の提案しか出来ませんので、それらを見事なアンサンブルで組み合わされた完成現場を見ると、設計士という仕事の奥深さには驚嘆させられます。

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木が好きで、ふんだんに木を取り入れられる設計士さんは多いのですが、特に『飛鷹プランニング』さんは木が大好きで、意欲的な木の使い方に挑戦されています。いつも変わった樹種や特殊サイズのご注文いただき、頭を悩まさせていただいております。実はそれが快感だったりするのですが・・・。ただ変わった樹種さえ使えばいいというわけではなく、それ使うことでどれだけの効果が現れるかということが重要です。場合によっては、汎用樹種の規格サイズの方がより効果的で、その空間の雰囲気に合う事もあります。最終的には設計士さんや工務店さんが、本や机の上だけでなくどこまで実際に木の事を熟知されているかという事と、「木を使う覚悟」を持っているかという事だと思います。

20090628e38080e38195e38188e38289こちらの『DINING さえら』さんでは、パインホワイトアッシュベイマツ長野のカラマツ枕木などを使っていただきました。たくさん木を使われていますが、素朴というよりはシャープな雰囲気で決して木が途出していません。和のテイストの強い【カラマツ】も嫌味なく自然に収まっています。他にお客様もいらしたので、あまり細かな撮影は出来ませんでしたが、料理の方はバッチリ撮らせていただきました。以前安城寺で『プチ・ビアン』というお店を出されていたシェフが料理を作られているようで、その時からよく食事に行かせてもらっていたので、味が間違いないのは分かっていました。以前からオムライスがとても美味しかったのですが、やっぱり美味しかったです。ボリュームもありますが小2の息子は、大人サイズをしっかりたいらげました。私に料理の味をうまく伝える筆技はありませんが、すぐにお店は客で溢れるでしょう。料理長(シェフ)殿、ご安心!オムライス絶品です。この店、行くべし!★★★★




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