森のかけら | 大五木材


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20120626 1無垢フローリングの塗装や好調な『森のしるし』の仕上げ作業、造作材の出荷作業等々で倉庫の中も作業場もかなり混雑しています。狭い倉庫の中には木材が文字通り山積みされていますので、その合間を縫って塗装材を干したり、端材を探し出したり、奥から材料を引っ張り出したり・・あれはどこ?それはどこ?状態。自ら蒔いた種、不足や不満を言っても仕方ありません。どうせ倉庫が広くても、広ければ広いなりに使ってしまうんだから同じ(というのはひがみ根性ですが・・・)。

 

20120626 2いずれにしろ出来る範囲の中で、出来る事を精一杯やるばかりですが、そういう環境では「梱包」技術も次第に修練されていくはずなのですが・・・これが一向に上達する兆しが見えません。やはりきっちり基礎を習わないと上達への道のりは険しい・・・。それは分かっていても、この仕事に就いて四半世紀、入社以来「材木屋の基礎」を学ぶ事も無く、すべてが実地体験に基づくことばかりなので、「我流」が身に染みてしまっています。我流にも功罪あり、今更基礎の無さを悔いても仕方ありません。

 

20120626 3さて、基礎は無くとも見栄えは少々悪くても、梱包の目的は「中身を無事に届けること」。見栄えや要領の悪さは頑丈な梱包でご容赦いただくとして、日々せっせと梱包作業にいそしんでおります。この仕事に就いた20数年前は、宅急便で木材を送るなんて事は想像もしませんでしたが、いまやほぼ毎日なんらかの商品が宅急便にて出入りしております。自社で配達機能を有していなくても、北海道から沖縄まで商品が届けられる便利さを享受しつつも、大切な商品を他人に託すリスクも感じています。

 

20120626 4フローリングなどしっかり形がまとまっていて、専用の箱に入ったものなどは、まだ不安も少ないのですが、凹凸やL型など変形の仕上がり商品などは、出来る事なら自社で直接納品したいところです。無垢のフローリングに合わせてこういう形状の上がり框を作らせていただいていますが、これなども宅急便で送らなければならない場合は心配の種。何重にもエアーキャップを巻き付けたりするのも「過剰梱包」で、現場でゴミを作るだけになりはしまいかと・・・。不安や心配の種だけは一緒に梱包しないように注意、注意!




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