森のかけら | 大五木材


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20120818 1海洋堂ホビー館/四万十』に入ると、やはり館内は私の想像通り、大人のフィギア魂をくすぐるものばかり。ここまで来てしまえば、もはや子ども達が楽しいとかどうかは二の次。童心が解き放たれます!息子は可動フィギアの手足のパーツなどで自由に好きなものを作れるコーナーがあって、入館するなりそこに釘付け。コーナーの奥に陣取り、無心でガチャガチャと何かを組み立てています。嗚呼、血は水よりも濃し!到着時間が早かったお陰で、まだ人が少ないうちに内部をじっくり観察。

 

20120818 2海洋堂の代名詞でもある『食玩フィギア』の歴史を展示するコーナーが、中央の船内(!)にあって、自分の持っているモノ、持ってないモノの確認作業。壁には商品を包装するパッケージと解説書も貼ってありましたが、何の意識も無くフィギアを収集していた当時から、この小さな解説文にどういうわけか心を惹かれていました。わずか10数センチの巻物に書いてある解説文や写真がどれほど私を豊かにさせてくれたことか!こちらは、あの荒俣宏大先生監修で海洋堂がコラボした『新江ノ島水族館への誘い

 

20120818 3知らず知らずいつしか私は、『同じぐらいのサイズで沢山の種類が揃う小さな宇宙』に洗脳され、それが数十年後に【森のかけら】を作り出す原点になったのかもしれません。こういう物をみてしまうと無性に欲しくなってしまうのです。販売してなくてよかった~。私の場合は仕事柄、その出口が『木』でしたし、何とかそれがうまく商品化され仕事に結びついたので、こういう事もある意味堂々と収集できるようになったのですが、違う業界に進んでいれば、いい歳してフィギア好きの変なおっさん扱いだったかも・・・。

 

20120818 4職種は違えども、この小さな宇宙にものづくり人として矜持と気概を感じます。何が入っているか分からない詰め合わせパック(¥800程度)も、パッケージの言葉に釣られて購入してしまいました。ある意味中身はどうでもいいんです。『創るモノは夜空にきらめく星の数ほど無限にある』・・・素晴らしい~!食玩フィギアを極めた海洋堂さんだからこえ言える言葉。だからこそ胸に響く言葉。モノを作り出すエネルギーとコストや労力を天秤にかけて、出来ない理由を探し始めた時、ものづくりの心は折れます。

 

20120818 5その言葉を近くに置いておきたくて購入。中はまだ未開封!それと一緒に購入したのが、こちらの『海洋堂食玩制作10周年記念公式図録』。そう、いわゆる『レゾネ』というヤツです。3000点の作品を収録した320ページに及ぶ力作!定価¥3000、充分に価値あり。にもかかかわらず陳列棚の前で少し躊躇していた私の横から、50代とおぼしき男性が何の迷いもなくレゾネを手に取り値段を見ることもなくレジへ。嗚呼、一瞬でも悩んだ自分が恥ずかしい~!心の海洋堂が泣いている~!

 

20120818 6お詫びの気持ちと畏敬の念を込めて、隣にあった宮脇館長のフィギアも合わせて購入させていただきました。あやうく大切なモノが崩れてしまうところでした。その頃には、私とまだ可動フィギア制作に夢中な息子以外は既に館の外へ・・・血は争えませ。『作りたいから作る、楽しいから作る』というモノづくりの原点に触れ、『マニアでいいんだ!無心に道を究めるマニア魂こそがエネルギー!』という確固たる確信を得、新たな商品開発の創作意欲が湧き起こった楽しすぎる『大人の夏休み』でした。




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