森のかけら | 大五木材


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20120817 1さてお盆の帰省2日目は、朝から兄弟妹従兄弟15人で高知県へ!実家からだと高知が近い事もあって、ここ数年このパターンが定番となっています。道後を中心に観光化を進めている愛媛県ですが、お隣の高知県に比べるとかなり見劣りしてしまいます。メジャーな観光地・桂浜や室戸岬、足摺岬、四万十川、龍河洞などに限らず、穴場が数多くあり、我々もそういう所を目指します。山の形は似通っていますが、海は穏やかな瀬戸内海に比べて荒々しく広大な太平洋の織り成す造形は新鮮。

 

20120817 2しかし今回目指したのは山の奥。そもそも土地勘が無いのに、市町村合併で余計に混乱してしまうのですが、現四万十市(旧大正町+旧窪川町+旧十和村)打井川の廃校になった小学校の体育館に建てられた『海洋堂ホビー館・四万十』こそが目的地です。さて、今年はどこに行こうかという親族会議の中で、私が強行提案。ホビー館などという響きから子どものため、なんて思ったら大間違い!ただひたすらに私が行きたかっただけなのです。混雑を避けるため早朝より車に便乗していざ出発!

 

20120817 3松山からだと大変ですが実家からだとおよそ1時間40分足らずで到着。会場直後にも関わらず既に駐車場は8割方埋まっていました。この施設は2011年にこの地に誕生。株式会社海洋堂宮脇社長の言葉に、『ホビー、フィギュアを使った一番目の記念すべきミュージアムがオタクの聖地秋葉原ではなく、日本でおそらく一番不便な四国、高知の四万十町に出来ることは、常日頃とても便利な都会に生活している方々にとって、わざわざ不便な場所に足をのばして見に行くという「非日常を感じる」イベントとなります。』とあるようにかなりの辺境地。

20120817 4あえて『へんぴなミュージアム』という看板を掲げ、へんぴである事を『地の利』としているだけあって、東京方面から来られるマニアとっては本当に辺境の地でしょう。そこに我々四国人としては共感を覚えます。なんでもかんでも一極集中で東京に施設が集まり、東京とその周辺のひとばかりの都合を考えた東京基準の政策を忸怩(じくじ)たる思いで見ている地方の人間は沢山いるのです。なので、大好きな海洋堂さんが敢えてこの地を選ばれた事に敬意を払い拍手を送るのです。

 

20120817 5私が海洋堂のフィギアに目覚めたのは、コンビ二などで売っているペットボトルなどにオマケとしてついてくる『食玩フィギュア』からです。生来のコレクターである私にとって、仕事の合間の水分補給という口実のもと堂々と買える小さな贅沢!海洋堂という名前を知ったのも、食玩フィギアの中の解説書から。それは10センチ足らずの小さな作品ですが、手抜きのないシュールな動物達の動きと表情。そこに込められたものづくりの気概。その小さな宇宙に私は完全に虜となったのです。




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