森のかけら | 大五木材


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20130618 15月18日から双海町で始まったコラボイベントも、6月4日の宇和町で無事終了。先日、主催者である3人で集まって、ささやかに報告会と慰労会を開催。中学高校の同級生・清家ユカリちゃんとのフェイスブックのやいとりから始まったコラボイベントでしたが、多くの皆様のご協力を得て、無事に終える事が出来ました。会期中には、CATVや新聞社の取材もあったりして、地元で交流の広いオお二人のネットワークのお陰で盛況なものとなりました。ご協力いただいた皆様に心から御礼申し上げます。私は実質、商品を展示させていただいたばかりで、両会場にもそれぞれ1日しか足を運べず、おふたりに任せっぱなしになってしまい、コラボというのも恥ずかしいのですが、球乃ちゃん人気におんぶにだっこで予想以上に売上げもあり驚いているところです。このまま大五木材・宇和営業主任になってもらいたいぐらい!

 

20130618 2このコラボに際して、デザイナーの上田球乃ちゃんがデザインしたキッチン用品とアニマルたちを使い、『森のしるし』を製作させていただきましたが、それも両会場で沢山の方にご購入いただく事が出来ました。イベントは終わったものの、好評でしたので今後も弊社のレギュラー商品として販売していくことにしました。遠方の傾けにはネット販売も予定しておりますが、先行してAmzon』でセット販売を始めています。様子を見ながらセットの組み合わせを検討していくつもりです。

 

20130618 5こういうイベントが直接的な木材の需要に結びつくのかという言う人もいますが、ユカリちゃんの歌や球乃ちゃんの絵が目的で来られた方から、「木もいいね」なんて言葉を聞くと、「需要はあるのか?」という考え方がいかに上から目線の受け身で横柄な考え方か気づかされます。基本的には木を嫌いな人なんていないのに、木材産業の多くが既存の住宅産業という市場だけを重視してきた怠慢を反省するばかりです。種蒔きもせずに野良生えを待つという相当甘えた構図でした。木材の展示会となると、どうしても当日の売上げを確保しなければなりませんし、百戦錬磨の材木屋・大工さん相手の交渉はどうしても殺伐としたもの(笑)になってしまいがち。それはそうで仕方の無い事なのですが、当然交渉の中心は『価格と量』。木の物語やメッセージ云々の介入する隙間なんてありません。

 

 

20130618 3今回の異業種コラボという舞台で、アウェイのステージにおいて価格や量以前の本質的な木の魅了を伝える大切さを学び、足元を見つめ直す契機となりました。とりあえずイベントは終了したものの、これは『始まりの終わり』に過ぎません。今、私たちの世代が変えていかなければ次の世代に継承できなくなるものは沢山あります。遺していくべきものをそれぞれが自分に出来る立場、範囲で精一杯表現し伝えていく事が大切だというのは共通認識。

 

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球乃ちゃんとユカリちゃんの娘は1歳違いという事だそうですが、不思議に世代間ギャップも感じませんでした(こちらが幼い?)。それにしてもこれがご縁で久し振りの再会でしたが、清家ユカリちゃん、2児の母として妻として塾の先生として多忙な中でこの活躍ぶりにはただただ脱帽。自分が今やりたい事を後悔しないようにやる、というのはお互いのパワーの源のようでしたので、『始まりの終わり』を経て、次はもっと多くの人を巻き込んで、今出来る事を精一杯謳歌しましょう!次は是非松山の地で!

 




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