森のかけら | 大五木材


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20130620 1さて、長々と吉本新喜劇の思い出を語ってきましたが、実は吉本興業は笑いの地域活性化という事で、「47都道府県エリアプロジェクト」を進めていて、そのプロジェクトのひとつに、なんばグランド花月の劇場看板を地域の伝統工芸者に作ってもらおうというものがあります。私はたまたまそのコンテストの番組をテレビで観ていたのですが、全国各地の伝統工芸品に混じって突然『菊間瓦』の名前が出たのでビックリ!しかもそれを手がけるのが小泉製瓦の小泉信三さんと聞いて二度ビックリ!

 

20130620 2全国から選りすぐられた9つの伝統工芸は、群馬県の沼田指物、鹿児島県の大島紬と屋久杉のコラボ、沖縄の琉球ガラス、和歌山県の紀州漆器、広島の広島仏壇、滋賀県の上丹生彫刻、石川県の山中漆器、北海道・旭川木彫、そして愛媛県の菊間瓦。名だたる全国の伝統工芸に混じって選ばれた菊間瓦、素晴らしいです!しかもそれが行政のコンテストではなく、笑いの一流・吉本セレクトというのが素晴らしい。変な政治力学抜きに、一流が一流を選んだのでしょう。

 

20130620 3最終的には、どれもが素晴らしく甲乙つけがたいとの判断から9つすべてが採用され、3、4ヶ月交代でそれぞれの作品が看板として掲げられる事となりました。昨年4月の劇場リニューアルオープン以来、既に第4弾までが完成して、順番にお披露目されてきました。息子が行きたいと言った日は、第5弾の北海道旭川市の『旭川木彫』の看板が掲げられている事も知っていたので、是非それも拝んでおきたいと思っておりましたので、新喜劇と共にそれも目的のひとつでした。

 

20130620 4芸人の名前の入った看板の周りを北海道のクマやフクロウ、リスなどさまざまな野生動物たちが周りを囲むデザインで、さすがは木工の町・旭川。噂にたがわぬ素晴らしい出来栄え!これは動物園にも相応しいものだと思いましたが、芸人を各動物の特徴に見立てた「お笑い動物園」の含みもあるのかしら?木彫の動物にはかなり強い思い入れがあるのですが、こういうのを見ると欲しくなってくるので目の毒?!これって使い終わったらどうすっるのか?そちらの方が妙に気になって・・・。

 

20130620 5さて、我らが愛媛県代表・菊間瓦の看板を手掛けられるのは、菊間で十代続く老舗の瓦屋『かわらや菊貞』こと小泉製瓦有限会社の小泉信三さん。小泉さんとは、地域のものづくり関連のお知り合いで、この話も以前一緒に飲ませていただいた時に伺いました。菊間瓦の出番は今年の10月から12月の3ヵ月間だそうで、現在製作の追い込み中!その状況は小泉さんのブログで拝見できます、きっと。旭川木彫に負けない素晴らしい菊間瓦の看板の完成を楽しみにしています~!




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