当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
予告無く変更になる場合がございます。
現在の商品に関しまして、お電話、又はオンラインショップをご覧ください。
最近の弊社の倉庫の中、この数年見た事もないほどに(?!)整理されています。スタッフは皆、整理好きでこまめに掃除もしてもらうのですが、あれこれ奥から引っ張り出しては広げ探してほったらかしにしてしまう私が諸悪の根源。綺麗に片付けてもらっていても、無垢材の打ち合わせがあって材を広げてお客さんに見てもらったりすると、すぐに倉庫は荒れていきます・・・見てもらうために表に出す時は威勢もいいのですが、片付けになると勢いも急降下・・・
材を見ていただく時は、こちらとしても「見せる楽しみ、語る喜び」もあって、重たい材もなんのその!という気分なのですが、最終的に採用されずに、誰にも見られることなく再び倉庫の奥へとしまう作業はどうしてもテンションも下がってしまいます。それで、ついつい倉庫の入り口付近に重ねて放置しておいたりすると、木が木を呼んで、気がつくと大変な事になっていたりするのです。皮肉なもので、いま必要な材は、いまもっとも取りにくい所にある!というのが材木屋の定説。
こう見えても台帳だけは細かに管理しているのです。ただ問題は、台帳にあるはずの材がどこに紛れ込んでいるのかを探し出せるかという事。まあ、ものは考えようで、そうやって材を探すために材に触れる機会が多い方が、材のコンディション(乾燥度合いや反りやねじれなど)を確認する事が出来るとも言えます。いえいえ、決して強がりでも何でもありません!加工機のある倉庫に保管している材は、木粉がうず高く積み上がり、材を移動すると木粉の雪が降ります。
倉庫の奥から陽のあたる場所に出した時に、写真を撮ればいいのですが、4mを超えるような材はなかなか写真にも納まらず、結局最後は実物確認になります。それに、倉庫の奥の奥の方から、難儀をしながら引っ張り出すという『わざわざ感』を感じた方が、より真剣に販売意欲が増しますし、何だか箔もつくような気がして、ある種のセレモニー的な高揚感もあったりするのです。効率なんて言葉では量れないものが材木屋の倉庫にはまだまだあったりするのです!
Category
- 1. 今日のかけら
- 2. 木のはなし・森のはなし
- 3. 木の仕事
- 4. 草と虫と鳥と獣と人と
- 5. 木と映画と舞台とテレビ
- 6. ひと・人
- 7. イベント・講演会
- 8. 気になるお店
- 9. ちょこっと端材
- WOODENTAG& 日本百樹札
- 「森のかけら」舞台裏
- えひめイズム
- おとなの部活動
- お酒にまつわる話
- かけら世界紀行
- かけら日本紀行
- アート&デザインのかけら
- オフセット・クレジット
- オンラインショップ
- キッズデザイン&ウッドデザイン
- スポーツと木
- ハードウッドとウッドデッキ
- パプアニューギニアL.M.H
- フルーツウッド
- メディアあれこれ
- モクコレ WOOD COLLECTION
- モザイクタイル
- モザイクボード
- 一枚板を見せていこう!
- 円い森・円き箱・木言葉書
- 媛すぎ・媛ひのき
- 愛媛のこと
- 愛媛木青協のこと
- 木と本
- 木のものあれこれ
- 木のものづくり+α
- 木のもの屋・森羅
- 木の家具
- 木の玉プール
- 木育のこと
- 未分類
- 森と生きものたちの記録
- 森のかけら玉
- 森のかけら36・森のかけら100
- 森のこだま/森のたまご
- 森のしるし
- 森のめぐみ
- 森のりんご
- 森の出口
- 森の砂・森の粉・森の羽
- 森の5かけら
- 無垢の家具
- 異業種&産官学
- 端材のこと
- 誕生木・12の樹の物語
- 道後温泉とかけら屋
- 都市林業とビーバー雑木隊
- Loopto in Ehime
Archive
Calendar
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | 31 |