森のかけら | 大五木材


当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
予告無く変更になる場合がございます。
現在の商品に関しまして、お電話、又はオンラインショップをご覧ください。

20130729 1最近の弊社の倉庫の中、この数年見た事もないほどに(?!)整理されています。スタッフは皆、整理好きでこまめに掃除もしてもらうのですが、あれこれ奥から引っ張り出しては広げ探してほったらかしにしてしまう私が諸悪の根源。綺麗に片付けてもらっていても、無垢材の打ち合わせがあって材を広げてお客さんに見てもらったりすると、すぐに倉庫は荒れていきます・・・見てもらうために表に出す時は威勢もいいのですが、片付けになると勢いも急降下・・・

 

20130729 2材を見ていただく時は、こちらとしても「見せる楽しみ、語る喜び」もあって、重たい材もなんのその!という気分なのですが、最終的に採用されずに、誰にも見られることなく再び倉庫の奥へとしまう作業はどうしてもテンションも下がってしまいます。それで、ついつい倉庫の入り口付近に重ねて放置しておいたりすると、木が木を呼んで、気がつくと大変な事になっていたりするのです。皮肉なもので、いま必要な材は、いまもっとも取りにくい所にある!というのが材木屋の定説。

 

20130729 3こう見えても台帳だけは細かに管理しているのです。ただ問題は、台帳にあるはずの材がどこに紛れ込んでいるのかを探し出せるかという事。まあ、ものは考えようで、そうやって材を探すために材に触れる機会が多い方が、材のコンディション(乾燥度合いや反りやねじれなど)を確認する事が出来るとも言えます。いえいえ、決して強がりでも何でもありません!加工機のある倉庫に保管している材は、木粉がうず高く積み上がり、材を移動すると木粉の雪が降ります。

 

20130729 4倉庫の奥から陽のあたる場所に出した時に、写真を撮ればいいのですが、4mを超えるような材はなかなか写真にも納まらず、結局最後は実物確認になります。それに、倉庫の奥の奥の方から、難儀をしながら引っ張り出すという『わざわざ感』を感じた方が、より真剣に販売意欲が増しますし、何だか箔もつくような気がして、ある種のセレモニー的な高揚感もあったりするのです。効率なんて言葉では量れないものが材木屋の倉庫にはまだまだあったりするのです!




オンラインショップ お問い合わせ

Archive

Calendar

2024年5月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
Scroll Up