森のかけら | 大五木材


当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
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20131201 1 .bmp弊社ではさまざまな国から輸入されてきた世界の木を取り扱っています。北アメリカ、中南米、南アメリカ、オーストラリア、中国、ロシア、東南アジア、西アジア、ヨーロッパ、アフリカなどなど。といっても理零細材木屋ですから、多品種極小量の取り扱い。1樹種=1梱包なんてことも多々あります。240種もの材が選べる【森のかけら】を作っていると、それだけの樹種を全て大量豊富に取り揃えている巨大な材木店だと勘違いされている方もいらして、何だか期待に添えずに申し訳ないのですが・・・。

 

20131201 2 .bmpボリュームはわずかでも多品種がある事に間違いはありません。それでさまざまな国からやって来た材木たちと遭遇するわけですが、その多くは画像のように板状に製材されて1つの梱包にまとめられた板たちです。木の木口(こぐち)に赤や緑、青色などのラテックス系の保護塗料が塗られていますが、これは他の樹種やロットを識別、管理するためのカラーリングです。その上からロット番号やサイズなどを書いてあるものもあり、派手な色で豪快に塗られた仕事ぶりはいかにも外国!

 

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色そのものに複雑な意味はありません。日本では木の小口から割れが広がらないように小口に割れ止めを塗ったり、テープや布、紙を貼る事もあります。輸入材におけるカラーリングにもそういう意味合いも含まれていると思われます。着色塗装することによって、小口割れなどのコンディションもより分かりやすくする意味合いもあるのかも知れません・・・・ん、そうだと売るほうには逆効果か?いずれにしても材を寝かしたり、立ててもよく目立ちます。

20131201 3 .bmp世界のさまざまな木が少量ずつ混在する弊社の倉庫の中においては、ただ材の識別に役が立つだけではなく単調な木材の中に彩りを添えてくれます。現地の各工場においては、それぞれの色に何らかの記号的な意味があるのかもしれませんが、私にとっては世界とのつながりを強く実感できる特別な『記号』でもあります。今週もまたひとつ、世界からのお客様が来日、いや来店。その端材はやがて、四角く加工され沢山の仲間とご対面する事になるのです。

 




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