森のかけら | 大五木材


当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
予告無く変更になる場合がございます。
現在の商品に関しまして、お電話、又はオンラインショップをご覧ください。

20131212 1 .bmp先日に続いて、ウッドデッキ材・イタウバの話。それで、現在は必要なサイズ+αに絞り込んで、必要量だけを必要な時期に合わせて少量配送に切り替えました。大型車によるスケールメリットはなくなりましたが、長期在庫の金利負担もなくなりましたので、むしろ今の方法の方が無駄がありません。それも大量にさまざまな樹種を取り扱っていただく商社の皆さんあってこそのこと。その関係でもっとも安定しているのがマニルカラなのです。

 

20131212 2 .bmpただし、ただ材として考えた場合、イタウバは決して悪い材ではありません。むしろ供給とコストが安定するならば積極的に使いたいぐらいの木なのです。しかし現実には、現在の中南米の林業界は、一時期木の盗伐、乱伐が横行したため厳しい管理の元、伐採計画が行われており、信頼できる仲間がいなければ、仕入れる方としても心配が尽きません。それで今はマニルカラに絞込み、他の材については現在手持ちの在庫がある間だけ販売しております。

 

20131212 3 .bmpつまり在庫がなくなればその時点でイタウバも弊社の倉庫から姿を消してしまうかもしれません。来るべきその時にイタウバの状況が変わっていれば検討するかもしれないのですが・・・。それで長期間在庫してあったイタウバが先日まとまって売れて、その日がかなり現実的になって来ました。ただし、それはあくまでも弊社内部での話で、全国にはイタウバを大量・安定的に流通されていらっしゃる商社や材木店もあると思いますのでくれぐれも誤解のないように。

 

20131212 4 .bmp自分の店でどんな材に絞り込んでどんな材を扱いどういう特色を出すかというのは、それぞれの店の経営判断です。今のところ弊社においては、絞り込むデッキ材の候補から漏れているというだけの事で、イタウバが今後全国的に入荷が厳しくなって扱いづらくなるという話ではありません。私のネットワークの範疇では、ちと難しいぞという判断をしたまでの事。しかもその理由は、材質の問題ではなく流通上の事ですので、イタウバには何の瑕疵もありません。

 




オンラインショップ お問い合わせ

Archive

Calendar

2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  
Scroll Up