森のかけら | 大五木材


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20140104 1折角正月にきょうだいが揃ったので、年末に竣工したばかりの弟夫婦が建てた新居を見に行くことになりました。今きょうだい4人はそれぞれの連れ合いと共に離れて暮らしています。今回の弟の新居は奥さんの実家に近い八幡浜市保内町。これで4兄弟妹がそれぞれ自宅を持つことが出来ましたが、それを心待ちにしていた両親に見せることは叶いませんでしたが、素敵な木の家の完成をさぞや喜んでくれていることだと想います。新居の木の香りに子供たちも大喜びで建物探検の始まり!

 

20140104 2まだ設置はされていませんでしたが、後日薪ストーブも座るということで、子供だけでなく大人のテンションも上がります。私は仕事柄、いつも新築現場で仕事をしているので珍しくはないものの、木をふんだんに使った家は何度見ても気持ちがいいものです。それが他人様の家ではなく、身内の家となると尚更の事。自宅を建てたのが、本格的に木に目覚める前だったので、今ならこうしたかった、ああすればよかった、こんな木を使いたかった、こんな使い方をすればよかったという思いは強くあります。しかし家造りにはタイミングが大事。

 

20140104 3家づくりは人生においても最大の買い物。今回の消費税増税前のタイミングが格好のチャンスという人もいますが、勿論資金の問題は重要であるものの、そこを終の棲家と考えるならば雰囲気に流されることなくじっくり腰を据えて、暮らし方や生活のスタイルをしっかり考えるべきだと思います。私自身ももう一度家を建てれるならこうしたいという思いはあるものの、現実的には叶うわけもないし、10数年も暮らした今の家に強い愛情もあります。ところどころに「疲れ」が見え始めたものの、手を加えれば何の問題もありません。

 

20140104 4家を建てた時にはまだ子供が生まれていなかったので、子供のいる暮らしの事を具体的に考えることが出来ませんでしたが、家が完成したときに木の香りに包まれて、屋移りする前に布団1組だけ持ち込んで、何もない家の中で独りで寝た時の感動と興奮は今も深く心に残り忘れることは出来ません。新居の壁に、弟夫婦と子供の4人の手形が愛おしそうに押されているのを見て、ふとそんな事を思い出しました。木の家は完成してからがスタート、使った年輪以上の深い時間を家に注げてこそ本物と、正月から深く自己反省。

 




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