森のかけら | 大五木材


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1球春到来!!遂にプロ野球が開幕し、これから愛すべき阪神タイガースのの勝敗に一喜一憂する日々が始まります。願わくば喜ぶ日が増えてほしいものの、出足を見ると今年も憂う事が多くなりそうな・・・。今年は残念ながら愛媛でのタイガースの公式戦の予定が組まれていないので、松山で虎の姿を見ることが出来そうにありませんが、愛媛の地からも熱く応援しております。ちなみにその阪神タイガースには、愛媛県にゆかりのある現役選手が2人在籍されています。

 

2筒井和也選手( 松山北高)、 秋山 拓巳選手(斎条高)の2人。秋山選手はもともと生まれは香川県の丸亀出身だそうですが、父親の仕事の都合で愛媛に来て愛媛の高校で活躍されました。一昨年のデビューは華やかでしたが、昨年は調子を落としていました。この春から高校に進学する長女が松山北高校に合格しまして、筒井選手の後輩になることができました。早速学校で、卒業生として筒井選手の紹介があったそうです。今年はお二人の更なる活躍を期待しています。

 

3さて、その野球で『主役』の1つとなるのがバット。最近のバットの主流は『ハードメープル』の木を使っていますが、落合選手やイチロー選手、松井選手など多くの強打者にバットを提供し、バット作りの名人と呼ばれたミズノテクニクスの久保田五十一(いそかず)さんが引退されたのは今年のはじめの事。御年70歳で、テレビで拝見するとまだまだお元気そうにお見受けしましたが、技術を受け継ぐ後輩が育った事が引退の理由だとか。人間、引き際が肝心です。

 

4その久保田さんは、かの法隆寺や薬師寺を手掛けられた宮大工の西岡常一棟梁の事を敬愛されていて、西岡棟梁が言われた『木を買わずに山を買え』の言葉を実践されています。今までに何度か久保田さんのバット作りにスポットを当てた番組を見たきましたが、そこでは良質の素材を求めてカナダや北海の森に出かけて、立ち木で素材探しをする久保田さんの姿がありました。我々材木屋こそが本来はそうすべきなのですが、細分化を言い訳に怠慢です・・・。

 

5そうやって丹念込めて作られたバットでも、最後の仕上げは手加工ですから、0,数ミリ程度の誤差とも呼べないわずかな違いが生まれます。プロの一流選手たち、そのわずかな差ですら肌で感じ取るというのですから人間皮膚感覚たるや恐るべし!どの道にしても道を究める人は素晴らしい~。そのハードメープルですが、バットに使われることからも分かるように強靭で滑らか。テーブルやキャビネットなどの白色系の家具の定番アイテムでもあります。




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