森のかけら | 大五木材


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恐怖の棚卸!

20140329 1弊社の小さな倉庫の中には、いろいろな国のいろいろな木が保管してありますが、入れ物の大きさを考えずに仕入をしてしまうので、倉庫がいつもほぼ満杯状態。昔はよく大工さんが手刻みをされていたので、大工さんが入る時にはその分のスペースを確保するために、少し余裕を持っていましたが、ここ最近は残念ながらプレカットが主流となっているので、大きなスペースを確保する必要がなくなり、更に仕入れに拍車がかかってしまい(!)かなりの混雑状態!

 

Exif_JPEG_PICTUREとはいえ、昔のように1本で数十万円もする銘木の床柱なんて仕入れませんから、場所は取れども値段は比較的安いものばかりです。以前東京の友人が、「その土地の坪単価よりもはるかに安い材のために多くの土地を借りて置いておく非効率は東京では考えられない」と言っていましたが、東京の感覚ではあり得ない事でしょう。確かに効率の悪い事をしているとは思うものの、『木を見せて売る』という事に徹するのであれば、ある程度のスペースはどうしても必要です。

 

Exif_JPEG_PICTUREそれが自分の土地であろうが、借地であろうが、「現品」がなければ私は不安で不安で仕方がない。今どきですからネットで木を売ることも充分可能ですが、その手法云々ではなくひたすら自分が実際に近くで見たい、触りたいという欲求が強いだけではありますが・・・。よく、こんなに木を集めて本当に木が好きなんですね~と言われることがありますが、好きじゃなかったらこんな仕事していいるわけがない・・・。それが振り切れ過ぎると趣味の領域に入ります。

 

20140329 4私はあくまでも仕事として捉えているので、木のミュージアムのようなものにしたいわけではありません。その欲求は【森のかけら】で果たしておりますので。ただ仕事とするには木はあまりに面白すぎて、割り切れないところが問題で、ついつい自分の趣味嗜好で仕入れ先行してしまうので、後付けでそれを仕事にすることが大変なのですが・・・。年度末が近付くと恐怖の棚卸が迫ってきます。日頃からの不始末の代償として毎年大変な修羅場を迎えることに・・・!




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