森のかけら | 大五木材


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20140404 1近々、松山市内にて個性的な「そば屋」さんがオープンします。現在店舗工事中ですので、正式にオープンしたら改めてご紹介しますが、本日はその新しく出来る蕎麦屋のオーナーがご来店。ご注文いただいておりました、お店で使われるトレーが出来上がったのでお引取に来られたのです。このお店では、食べ物だけでなくお店に置くものも出来る限り愛媛県産のモノを使いたいという事で、トレーについても愛媛県産のスギを使って作らせていただきました。

 

20140404 2そのトレーがこちら。一般的なものよりややこぶりなサイズです。特別に変わったデザインでも特別な技法があるわけでもありませんが、こういうものはお店で実用的に使われるサイズ、デザインでいいんです。あくまでも主役は蕎麦!だからといって、素材は何でもいいのかというと、素材にはこだわりを持つというのがこちらのオーナーの流儀。久万高原町産の天然乾燥のスギを使いましたので、トレーに鼻を近づけるとほのかにスギの香りが鼻腔をくすぐります

 

Exif_JPEG_PICTURE昔はスギの化粧板(大きな節がなくてそのままあらわしで使える程度の材)といえば、軒の化粧板とか天井板、腰壁などに使われるものという認識しかなかったのですが、今は建築材はもとよりこういう飲食店の什器や箱モノ、空手の試割り板、ノベルティグッズなどに幅広く活用させてもらっています。ただ、スギはとても軟らかくすぐに傷がついてしまうので、加工には非常に神経を使います。その分少々の傷であれば修復も容易だということもありますが。

 

 

20140404 4景気のよかった頃に比べれば、確かに店舗で使われる木の量は減ったと思います。確かに高価な1枚板がバンバン出るという事は少なくなりましたが、予算が厳しいからこそ折角使う材の事は自分の目でしっかり見極めて選ぼうという流れもあるように感じます。昔に比べてオーナーが木を見に来ていただく事が多くなりました。私としてはオーナーと直接お話させていただいた方が、アツアツの思いも伝えられるので大歓迎!のちのちお店にも行けやすくなりますし!




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