森のかけら | 大五木材


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Exif_JPEG_PICTURE先日の『えひめ・まつやますごいもの博』の話に戻るのですが、ちょうど目の前で『愛媛県森林組合連合会』さんのブースが隣で、愛媛木材青年協議会のメンバーでもある宮浦英樹君が張り切ってPRしていたのが、愛媛の原木椎茸を使った『椎茸スープ』。まだまだ開発中で、冷凍にしたものを温めてスープにするため、日持ちがしないため今後は粉末化するべく研究を続けているという事でした。それを試飲させてもらったものですが、コクがあり椎茸の旨味が凝縮されていて個人的にはこれでも充分というレベル!

 

Exif_JPEG_PICTURE まだ商品名やパッケージなど細部はこれからという段階でしたが、これはいけるのでは!椎茸のスープというものの市場がどれぐらいあるのか分かりませんが、市場がなければ作ればいいだけの事。とかく市場規模や販売計画ばかりを持ち出して、時期尚早だの無謀だの言い出す輩(そういう人に限って自らは何もしない)が出て来るのは、職種を問わずどの業界にもあるあるネタでしょうが、そんな事を言い出したら新商品の開発なんて絵に描いた餅。新たな試みを古き物差しで測るの愚かしき行為よ、さらば

 

Exif_JPEG_PICTURE個人的にはこの『原木椎茸のスープ』、非常に応援していますし、原木椎茸の母体である『クヌギ』のためにも是非とも売れて欲しい商品です。味付けの調整や容器の選定やパッケージデザイン等々、商品の味が大前提ではあるものの、伝わりやすい、理解されやすい見た目の装いも重要な売れるための要素。100人のうち1人に伝わればいいと考えている人間が言うのも何ですが、食品は土俵が違います。出来ればパッケージにクヌギの小枝を輪切りにしたようなものでも使って、親子丼的な組み合わせもいかがなものか。

 

Exif_JPEG_PICTURE原木椎茸の榾木(ホダギ)として利用されるクヌギですが、材といては非常に重硬で、板に挽いたのちにも暴れやすく、反りやねじれ、割れの発生も半端ではなく、わずか35㎜角の【森のかけら】にするのでさえ、かなり大きく挽いて圧締して乾かさねば使い物にならないほどで、まだまだ材としての利用は定まっていません。一方で環境汚染などにも強く、成長力のある樹でもあるので大径木もあって、うまく出口戦略さえ見つかれば開発の余地を含んだオモシロイ素材だと思うのです。スープにうまく相乗りせねば!!

※ 関連情報・・・今日のかけら『クヌギ』

 




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