森のかけら | 大五木材


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20141213 4これは何かと尋ねられたら、何の迷いもなく「道後温泉でひと風呂浴びてる一遍さん」とお答えしょう。決して晩年のジャンボマックスの湯治姿などではない!先日松山大学構内で開催された『大人の部活動・炎の十番勝負 第二弾・おとなVS大学生』の戦いを終え、ひと時の安らぎの中でその戦いぶりを振り返ってみようと思う。ちなみに炎の十番勝負 第一弾は、今や伝説と化したお寺での異種格闘技戦今治市玉川の栄福寺さんである事は今更言うまでもないだろう。

 

20141213 2戦いを振り返る前に、なにゆえにジャンボマックス、いや巨大一遍さんが道後の湯に入っているのかというと、誰もが学生時代に歴史の授業の中で一度は耳にしたことがあるであろう鎌倉時代の僧侶「一遍上人」、この人は愛媛・道後生まれの人なのである。出家した後に熊野に参籠し霊験を得て、一遍と改名し、時宗を開祖。踊りながら念仏を唱える「踊り念仏」で各地を遊行し全国に広めた。遊行上人とも捨聖(すてひじり)ともいわれ、民衆から尊崇されたのである。

 

20141213 3地元では愛情を込めて「一遍さん」と呼ばれているのだが、その一遍さんゆかりの宝厳寺が、昨年の夏に火災で全焼してしまったのである。正岡子規や夏目漱石も訪れたことのある名刹で、道後温泉のそばにあることから観光客も沢山訪れていた観光スポットでもあったのだが、狭い道路が消火活動の妨げになり、国の重要文化財に指定されてあった木造の一編上人立像も消失してしまった。現在地元の町内会などが中心となって、本堂や庫裏の建設を目指す復興の動きが生まれている。

 

20141213 1そんな地元の宝、眠れる地域資源・一遍さんの事をもっと知ってもらおうと、学生達と一緒に一遍さんを手造りアートにしてしまったのがこのジャンボマ・・・、いや巨大一遍さんなのだ!そのプロジェクトに挑んだ張本人こそ、まちづくり支援や道後温泉オンセナートの実行委員長等々多方面で八面六臂の活躍をされている松山大学法学部法学科の准教授、『プロフェッサー・ 甲斐』こと甲斐朋香先生そのひとなのである。これは、そのバイタリティ溢れる甲斐先生率いる学生とおとなの戦いの記録・・・




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