森のかけら | 大五木材


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201505027 1何度やらせていただいても一向に上達しないのはご愛嬌というわけにもいかない年齢になってきたのですが、それでもお声をかけていただけるだけありがたい事。小野中学校キャリア教育「職業科」推進事業の一環で、今年7年目の出張授業をさせていただきました。木工の実技は、ベテラン池内・谷コンビ愛媛県産ヒノキの椅子を作るという木工の授業で、私はそのうちの1講座で、木の話をさせていただくという定番コース。本当は木の話をした後、自ら木工の指導もできればいいのでしょうが・・・

 

201505027 2対象は中学2年生で、毎年相手は入れ替わっていくので、レジュメそのものは使い回しができるのですが、その時々のこどもたちの反応を見ながら、組み立てていくので内容はガッツリ作り込んでいるわけではありません。こういう出前授業とかが一か月に複数回でもあれば記憶も新鮮なのでしょうが、久しぶりに真面目な話をしようとすると、学名とか何科とか人名などがどうしても思い出せずシドロモドロになる事も・・・。昔バスガイドさんは凄いと思っていましたが何事も繰り返しの鍛錬。

 

201505027 3この職業科の授業は、木工以外にも保育、情報、芸術、科学、工業などのいろいろな分野に分かれていて、子どもたちが自分で好きなコースを選べるようになっています。それぞれの講座には、地元で活躍されているプロフェッショナルの方が講師として指導にあたり、5月から10月にかけて延べ10回の授業をするというものです。情報の授業では、愛媛新聞社の社会部の担当の方が講師になられて、新聞製作を実践したり、工業の分野ではロボットの組立をするなど多彩な内容。

 

201505027 4状業の前に講師の皆さんが校長室で顔を合わせたりするのですが、分野は違ってもものづくりをする人同士って非常に個性的でお話していてもとても面白く、そこからご縁が出来たりすることも。一方で、私の場合は「木の話」だけですので、何となく肩身が狭い・・・。こういう時には、今更ながら口だけでなく技術も習得していればなあと強く後悔します。やはり、自らの腕でモノを生み出していく力というのは偉大だとつくづく感じます。せめて言葉がその何分の一でも思いを伝えられれば・・・




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