森のかけら | 大五木材


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20150701 1まるで何日も滞在していたかのような大長編になってしまった明石住建さんのモデルハウスのご紹介でしたが、実際滞在していたのは30分足らず・・・後の日程が詰まっていたので駆け足で拝見させていただいただけだったのですが、それでも充分に見応え、触り応えのあるモデルハウスでした。幅広の特大縁甲板に随所に使われている耳付きの1枚板、実際の現場ではそんな贅沢な事ができるわけがないと思われるかもしれませんが、これはあくまでも適材適所の活用方法のご提案

 

20150701 2材にはそれぞれ使って特性や魅力を発揮すべき場所、場面があるので、こういう形でつかってやればより効果的でより楽しめますよという1つの具体例であって、この幅でなければならないとか、このサイズでなければならないというものではありません。小さなモノでも、適性を生かして使えば充分効果的ですし、コストも抑えられます。こういう事例をご紹介するとすぐにモデルハウスだからとか予算が、と言われますがTPOに合わせていろいろ選べられるのも木の特性です。

 

Exif_JPEG_PICTURE明石住建の営業の皆さんもそのあたりは渡辺社長から薫陶を受けられていて、とても熱心に前向きに木の事、木の家の事を考えられています。自分でも経験しましたが、木の話ってある程度年齢を重ねないと伝えにくい事、表現しにくい事ってあります。自分の数倍も生きた木の事について語るわけですから、こちらがあまりに若いと「お前がもっと人生経験重ねてから喋れよな~」なんて木に馬鹿にされている、いや失礼にあたるのではなかろうかなんて気持ちになった事もしばしば

 

20150701 2それは今でも変わってなくて、100年も生きた木の評価をその半分ぐらいしか生きていない自分が下すなんて不遜な事だとは思っています。なのでせめてその大先輩の事を少しでも知ろうと、まずはそのお名前の由来であったり、伝承や伝説など、先人たちがどのように敬意を払い暮らしに利用させていただいたり、その魅力を伝えてきたか、そういう部分を知っておこうと思っているのです。そんな話が面白いと言って下さる渡辺社長はじめ明石住建の皆さんとさあこれから木の勉強会!

 

一応勉強会という名前をつけていただいておりますが、勉強会などとは恐れ多いばかり。偏屈材木屋の戯言に数時間お付き合いくださる奇特な方々。ところで会場となる事務所の二階には大きく『木育ひろめ隊』の名前が掲げられ、木の玉プールが燦然と展示してあります。住宅関係の会社のオフィスに常設で木の玉プールが堂々と展示してある会社がどこにあるでしょうか?ここにあります!いい歳したおとなが思わずこの中に入って子どもと戯れる、ここはそんな木の魔力に溢れています




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