森のかけら | 大五木材


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20130314 1飛行機に乗って向かった先は、兵庫県明石市。以前にもブログでご紹介させていただきましたが、たまたま私がピノキオの鼻は何の木なのか?』という内容のブログを書いていたのですが、同じ頃に明石市でも同じような事を考えていた人がいらしたという事です。普通の人であれば気にもしない事に注目するぐらいの2人ですから、すぐに意気投合。その人は、兵庫県東播磨地区を中心とするエリアにおいて、㈱明石住建をはじめとする5社の事業子会社を率いるKHCグループ渡辺喜男社長

 

20130314 2自らも設計士であり、住宅建設に『木の物語』を取り込もう熱心に勉強されていらっしゃいます。私自身は、兵庫県の住宅事情や評判については存じ上げませんが、渡辺社長以下スタッフの皆さんが何度も何度もわざわざ弊社まで足を運んでいただき、材木屋の親父の戯れ言にも真剣に耳を傾けてくださる姿には、家造りへの真摯な気持ちが伝わります。年間数百棟も手掛けられる会社が、なぜにわざわざ松山の超零細材木屋に何度も足を運ばれるのか?ミステリーのような事態にもっとも戸惑いを覚えたのは私自身です。

20130314 3その戸惑いが更に加速度を増して、遂に兵庫のお膝元で、社員80余名の皆さん(ほぼ8割が住空間設計Laboの設計士さん)を前にして『木の話』をする事になったのです。どこへ行こうと、どこで話そうと、引き出しの中の持ち物は一緒ですが、設計士さんの前で木の話となると「釈迦に説法」ですから、いつもとは調子が違います。そんな大層な話をよく引き受けたなと友人からは呆れられましたが、そうやって材木屋が二の足を踏み続けた結果が、口伝としての『木物語の継承』を断ち切ってしまったのです。

 

20130314 4私一人が恥をかけば済む事であれば、材木屋の話が木の面白さの断片でも伝えられるのであれば、お声をかけていただく事に感謝して馳せ参じました。休憩無しで2時間お話させていただきましたが、立派な舞台をご用意いただき、どれぐらい脱線していいのか、空気を探れないままほとんど笑いも取れずに終了・・・。前夜の懇親会で、兵庫といえども阪神ファンばかりではない!という衝撃の事実を受けて、阪神タイガースネタ(マートのバットとか、縞柄のタイガーウッドとか)を急遽封印。

 

20130314 5球がうわずったまま気がつけば、スコアボードには0が並ぶという非常に申し訳ない結果に終わってしまいました。学校や異業種の方向けに、普段目にしない木に話という構成に頼りきってしまっていた私のボーンヘッドです。建築部材としての木というものを、もっと具体的に呈示した方がよかったのかなあとも思いましたが、それだとわざわざ私にお声をかけていただいた意味もないので、もっと樹種を絞って木物語を突き詰めた方がよかったのかと、帰りの道中も反省しきり。

 

20130314 6でもそうやって改善していくしかないのだと、恥をかいて悔しい思いをして、もっと精進しようと決意するしかないのだと自らを奮い立たせました。このあと地元愛媛でもいくつか木の話のご依頼をいただいているのですが、バリエーションを持っておかねばならないと痛感。蒔いた種からどんな芽が出るのか、種を蒔くほうも不安ですが、蒔かれる種だってどこへ植えられるのか、手入れしてもらえるのか不安です。でもきっと目指している方向は一緒だから、咲く花は同じだと思うのです。




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