森のかけら | 大五木材


当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
予告無く変更になる場合がございます。
現在の商品に関しまして、お電話、又はオンラインショップをご覧ください。

20160303 1branch coffee tsubakiさんの什器製作の話の続き。躯体が建ち上がり、徐々に内装工事に入り始めた頃、いよいよ弊社の出番。2階建ての店内は、1階がコーヒー豆や器具などを販売するスペースで、カフェは2階となっているため、かなり広いスペースですがそれを更にゆったりと使えるのが特徴です。それで弊社は1階の什器などを製作させていただくことになりました。商業店舗施設って、少しでも早く営業を始める必要があるため、建ってしまうとみるみるうちに工事が進んでいきます。

 

20160303 2数日も現場に行かないと、えっもうここまで進んでいるの?!って感じになるので、しっかり工程表を睨みながら作業を進めないと大変なことになります。それでも今までの場合は、多くが工事の最後の最後に収めるテーブルなどが多かったので、電気工事や水道工事など他の業者さんとの絡みが発生しない仕事が主だったのですが、今回は仕事量が相当にあるのでちょっとピリピリ。しかも年度末の3月ということで、店舗だけでなく新年度を控えての家移りなどで仕事も集中~。

 

20160303 3こういう時は本当に仕事が分散してくれたらなあと思いますが、それはわがままというもの。無垢の家具は高いだの、無垢の床材は手入れが大変だの、散々警戒されながらも、こうして多くの方がご自宅やご自分のお店の建築・家具素材に木を選んでいただいているということに、襟を正して背筋をシャンと伸ばして取り組ませていただかねば罰があたるというもの。それにしても弊社が関わらせていただく店舗の数はしれたものですが、松山市内でも木を使いたいという要望が増えています。

 

20160303 5特に若いオーナーの皆さんがそういう意識を持ってくださるというのは本当にありがたい話。そういう話が弊社に舞い込むと、それじゃあ折角だから普通の木じゃつまんないから何かひねらないとまずいよなあと、勝手に暴走してしまうのが悪い癖。今回そんな私の手綱を引いて、正しい方向にコントロールしてくださるのがアトリエ・バウ1級建築士事務所代表の中尾忍さん。初めて一緒にお仕事をさせていただくことになったのですが、非常にまじめで几帳面で誠実なお人柄で凄く安心!

 

20160303 4ところでオーナーや工事関係者が集まって打ち合わせをする時いつも思うのですが、設計士や施工管理技士、家具製作技能士などそれぞれがきちんとした資格を持った方々が専門的な話をされる中で、何の資格も持たない材木屋としては非常に肩身が狭いのです。材木屋の場合は、正直ペーパーの資格よりも実務経験がものを言う世界だとは思っているものの、それぞれの専門職の方は第三者の公的評価を得ているわけで、やっぱり材木屋としては『かけら鑑定士1級』ぐらい持っておくべきか・・・




オンラインショップ お問い合わせ

Archive

Calendar

2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
Scroll Up