森のかけら | 大五木材


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20160427 1油断をしているとあっという間に「欠品」が発生してしまう【森のかけら】。これは決して売れ過ぎているから欠品が出るという意味ではないのですが・・・。【森のかけら】には、日本の木120種と世界の木120種の合計240種があるのですが、常にどれかが欠品状態にあります。端材をベースに作っているため、端材の在庫状況によって生産が左右されるという宿命的な問題が根本にはあるのですが、最近は「端材になる前」のモノをつまみ食いさせていただくこともあります。

 

20160427 2欠品の原因はそれだけではなくて、そもそも1つの樹種のストックが多くないために『今だからこそこどもに伝えたい日本の木36』とか『設計士なら知っておきたい木36』などのテーマを絞った企画商品のご注文が続くと、特定の木ばかりが売れることになって、在庫量が少ない木が品薄になってしまうのです。だったらもともと多めに作っておけばいいじゃないかと思われるかもしれませんが、全部で240種もありますと、売れそうな樹種に絞ったといてもかなりのボリュームになります。

 

20160427 3以前にそれをやって保管が大変な事になった(在庫に極端な偏りが発生して、在庫の総数も膨大になり置き場そのものがなくなってしまい、あちこちに移動しながらの箱詰め作業となった)ので、今はなるべく多品種少量生産を心がけるようにしています。例えば50種でも、各50個ずつ作ればそれで2500個になります。当然在庫にも費用が発生しますので、端材もモッタイナイですが、資金だってモッタイナイので、零細材木屋としては資金の振分けには慎重にならざるをえません

 

20160427 4かけらごときでけち臭いことを言うな!と憤慨されるかもしれませんが、『たかがかけら、されどかけらとも言われるように、わずか35㎜角の小さなキューブも集まれば結構な迫力があります。いままで通算でおよそ10万個に近い数のかけらを作ってきました。材木屋が好きな(!)単位の「立方メートル(㎥)」で表しますと、4.3㎥強ということになりますので、3mの105角の柱が考えれば、およそ130本分。その大半は、全国各地へ飛び出していったとはいえ、弊社にも万単位の在庫(B品も含めて)が常にありますので、それなりの資金とスペースが必要になってきます。それでも人気のありそうな樹種は他の木よりは少し多めに作っておくようにしておくものの、心のどこかでブレーキを踏んでいるところもあって、またしばらくすると欠品に慌てることになるのですが、それぐらいの慌ただしが活気よく見えていいのかも?!

※ 『今だからこそこどもに伝えたい日本の木36』、『設計士なら知っておきたい木36日本・世界)』・・・・いずれも、本体価格¥14,500(¥15,660 消費税込・送料込)

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