森のかけら | 大五木材


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映画の中に出てくる木の話『THE STORY OF THE TREE IN THE MOVIE』無ければ自分で書くしかないのか・・・。『今日のかけら』に続くライフワークが見えてきましたが、その多くが立ち木となるため、これはかなり難しい!やはり材木屋としては、材となった木でいくしかないのか。これって本来は、木の話をなるべく身近なところや暮らしの中で楽しんでもらうために、映画という媒体を使って木の話をご紹介しようと考えて書き始めたものだったのですが、そのネタとなるべき手引書が無いので自分で書くというのは、本末転倒な話なのかもしれませんが、自分にしか出来ない仕事という意味では(仕事か趣味かは相当に曖昧ですが)これも天命なのかも・・・。

 

 

 

さて、リドリー・スコット先生に関する待望の作品。実に34年ぶりの続篇となる『ブレードランナー2049』。リドリーは製作総指揮に回って、監督はカナダ人のドゥニ・ヴィルヌーヴ。日本公開は11月。前作は2019年が舞台でしたが、今回はそれから30年後の2049年という設定。御年74歳のハリソン・フォードも出演するということで様々な意味で話題となっているものの、その後のSF映画に絶大なる影響を及ぼした前作のインパクトにどこまで迫れるのかという意味でも興味が尽きません。願わくば続篇に成功作なしの例外として、『ゴッドファーザーPARTⅡ』と共にその名を歴史に刻んでもらいたいところですが、リドリー先生の精力的なご活躍にはただただ頭が下がるばかりなのです。

 

 

 

さて、その『ブレードランナー2049』の監督を務めるドゥニ・ヴィルヌーヴは、先に手掛けたSF映画『メッセージ(原題/Arrival)』の高評価から大抜擢されたそうですが、そちらは5月に日本公開。謎の宇宙船が世界各地に飛来し、宇宙生命体とのコミュニケーションを測ろうとする内容ですが、その予告編を観て、『ブレードランナー2049』に対しても大きな期待が湧きおこりました。こちらもあまり情報を入れたくないので、詳しい内容はよく分からないのですが、切り取られた1枚1枚のショットから気概が伝わってきます。オモシロイに違いないと!ただ惜しむらくはこの安直な思わせぶりのタイトル・・・。その他多くの同類SF映画の中に埋没してしまっていて実にモッタイナイ。

 

 

 

 

配給会社もそれなりに商業戦略的に考えて邦題をつけているのだと思うのですが、うちのような零細材木屋ですらオリジナル商品に名前をつける時には1週間も、長い時には1ヶ月も悩んで、なるべく覚えてもらいやすく、語呂や発音もよくて、意味のある個性的な名前にしようと考えるのに、ここまでシンプルな原題の横文字タイトルばかりが並ぶと、本気でヒットさせようという気があるのかと疑いたくもなります。地球から120年かけて入植するための惑星に5000人を乗せて向かっていた宇宙船内でひと組の男女がなぜか90年も早く目覚めてしまうという、もうひとつの期待しているSF映画もタイトルは『パッセンジャー』(日本3月公開)。もうどっちがどっちやら分からなくなりそう・・・



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