森のかけら | 大五木材


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昨年末には、恒例化している帰省前の事務所の床のメンテナンス。掃除そのものは仕事納めの日にスタッフみんなで終わらせているものの、塗装となると後の乾燥も考えると、本当に誰も出入りしなくなる最後の最後にするしかありません。なぜだか毎年私と息子の男チームの仕事となっているようで、早速ふたりで取り掛かろうとしたら、息子は自宅の片づけがあるようで、とりあえず私独りでとりかかることに。椅子やワゴンなど移動できるものは動かして、せっせと床塗装。

 

 

使うのはオスモカラーのフロアークリアー。弊社では無垢のフローリングについては、無塗装品を仕入れて、自社で塗料を手塗しています。箱を開封してまずは無塗装段階で検品。問題ないものについては、そこからフロアークリアー塗装を施します。塗装+拭き取り高程後、その時の温度や湿度などに合わせて数日間乾かせます。それから再度検品して、OKが出たものは#600のサンドペーパーで磨き仕上げします。日々そういう作業をしているため、塗装そのものは得手なもの。

 

 

ですが施工前のフローリングに比べて、貼り上がったものを塗るのはなかなか根気のいる作業。壁の凹凸や段差もあるうえ、移動できないような什器などもあるので、それらを除けながら塗りと拭き取りを交代しながら少しずつ移動。こういう時ばかりは狭い事務所でよかったと思います。しばらくすると息子と下の娘がやって来て、手伝ってくれていたのですが、拭き取りをしていた息子が誤ってストーブの端を抑えて、台車に乗っていたストーブが傾き、乗せていたヤカンのお湯が!

 

 

息子は背中にお湯を浴びてしまいました。隣にいた私の方が驚いて、慌てて上着を脱がして娘が水をかけたものの、息子は何が起きたか分からずキョトンとした顔。たまたまその少し前にストーブの火を消していて、たまたまヤカンのお湯も少なっていたうえにだいぶ冷めていて、しかも息子はたまたま厚手の防水防寒のジャケットを着ていて、湯をかぶったもののまったく熱くもなく、ちょうど肌が露出している部分には浴びなかったという幾つもの偶然が重なりまったくの無傷でした。

 

 

しかしひとつ間違って、もしストーブを消していなかったら、もし熱湯が満杯だったら、もし息子が防水防寒ジャケットを着ていなかったらと思うとゾッとします。塗装もほぼ終盤だったこともあり難を逃れましたが、年の最後に肝を冷やす出来事がありましたので、休みに入って気持ちを緩んでいたのですが一瞬で身が引き締まりました。今、仕事の方はお陰様で結構順調なのですが、好事魔多しと言いますので、これを戒めとして油断することなく運を仕事に繋げたいと思います。




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