森のかけら | 大五木材


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昨日、東京でモザイクボードを使っていただいたお店の話を書かせていただきましたが、その先駆けとなったのが三軒茶屋の『トラットリアカフェミシン』さん。まだモザイクボードが『ミックス・カラーボード』という旧名だった頃、地元ではほとんど誰にも相手にされなかった時に、新店舗のオープンに伴いテーブル材としてお声をかけていただき嬉し涙を流したのは、もう5年も前のことになります。という事で『ミシン』さんも開業5周年を迎えられることになります。

 今ではすっかり三軒茶屋のお洒落な人気店として不動の地位を築かれて、芸能人なども足繁く通うお店となられています。世田谷の閑静な住宅街の中でひときわ目を引く、ログハウスのような外観やセンスのいい内装は、現役の衣装デザイナーでもあるオーナーの屋島裕樹さんの手によるものです。お店の看板通り、昔懐かしい足踏みミシンの脚がテーブルの脚としても使われていますが、店内を貫くコンセプトは、別々の色合いの布を縫い合わせて生まれる新たな調和。そんなイメージにモザイクボードがマッチすると、テーブルなどに採用していただきました。木柄が多過ぎてバランスが取りにくい、地元ではとなかなか理解を得られませんでしたが、多彩な布やオブじゃが埋め尽くすミシンさんの店内では、以前からそこにあったかのような見事溶け込み具合。

お店の外観や内装もさることながら、横浜の超人気イタリ料理店の総料理長を務められていた、オーナーのお父様のシェフの手による本格的イタリアンがお客さんを惹きつけてやみません。私も以前に一度お邪魔させていただき、食べさせていただきました。味の美味しさをうまく伝える語彙を持ち合わせておらず恐縮ですが絶品でした!料理がテーブルの上に並べられて感じたことは、モザイクボードが映えるのはこういう場面だということ。特に色彩豊かな料理とは合います。

今回、ミシンさんが5周年ということで気づいたのですが、モザイクボードも作り始めて5年が経ったということ。試行錯誤を繰り返していたあの日々からもう5年。今ではすっかり製作工程も確立されて作る方は軌道に乗りました。その後、モザイクボード以外にも端材を使った商品が出来たことで、まさかの原料不足に陥りかけた事もありましたが、大掛かりな倉庫の整理で新たな「端材、休眠材」が発見されそれも解消。今ではストックも充実し過ぎて、販売を頑張らねければないらないほど。

陽の目を浴びることのなかった端材が生まれ変わり、スポットライトを浴びるような舞台に立たせていただき、多くの方の目に触れて楽しんだり面白がっていただけるのは材木屋としての本懐であります。個人の住宅でカウンターやテーブルとして使っていただく機会を増えていますが、是非飲食店などの店舗で、より多くの人に見ていただきたい。山の木はこんなにも色彩豊かで美しく、国や地域や種類が違っていようとも、他者と結びつくことで新たな価値や魅力が生まれるということを




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