森のかけら | 大五木材


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北陸に向かい愛媛を飛び出して2日目の午後ようやく福井市に到着。このブログでは既に足掛け62日が費やされていますが、いよいよこの旅も佳境に入ってきました。福井駅に降り立った私を待ち受けていたのは、『福井の巨人』!2007年の第三次恐竜化石発掘調査で発見された大型の恐竜化石で、「日本産の福井巨人」という意味のフクイティタン・ニッポネンシス(Fukuititan nipponensis)という学名が付けられた首長竜です。そう、福井県は日本一の恐竜化石の産出地なのです!

今回福井に来た理由のひとつに、翌日に行く予定の恐竜博物館があります。まあどうしてこうも恐竜は男の中にある少年の心を刺激するのでしょうか!福井県ではさまざまなことに対して恐竜というモチーフが使われていますが、実のところか細いご縁でしかない「坊ちゃん」を何かと使いまくる愛媛の人間としては羨ましい限り(著者の夏目漱石は東京生まれ。英語教師として赴任してきた松山での経験を元に描いた小説が「坊ちゃん」)。坊ちゃん電車、坊ちゃんスタジアム、坊ちゃん文学賞、坊ちゃん団子・・・

それが悪いとは思わないものの、夏目漱石が愛媛に赴任してきたのは明治28年(1895年)のこと、そして小説「坊ちゃん」が明治39年(1906年)ですから、もう110年以上も昔の話。恐竜はそれよりも遥かに昔のことですが、福井県から産されたものだという『トレーサビリティのしっかりしたコンテンツ』であるのに対して、江戸っ子の漱石が愛媛を舞台にして書いた小説という点に何か借り物的な印象が拭いきれないと感じている人って結構多いのではないかと思うのですが、強力な地元産コンテンツを持たない県民のコンプレックス?


まあそれはともかく福井駅前にはこのフクイティタンの他にも複数の恐竜モニュメントがあって、それらは定期的に動く仕掛けになっていたりするので、記念写真を撮ろうとする親子連れなどで賑わっていました。この写真には人影が写っていないじゃないかと思われるかもしれませんが、それは人がはけた隙をじっと待っていて撮ったものだからなのですが、ずっと恐竜の傍らでその瞬間を待っていたので、よほどの恐竜おたくのおっさんと思われたかもしれません。いいです、何と思われようとも。

今までの経験上、若い頃にやって後悔したことよりもやらずに後悔したことの方が多かったので、やってみたいと思うことがあって、それが出来る機会があれば迷わずやるということにしています。こうやって人ってドンドン年をとると図々しくなっていくんだなと実感していますが・・・。恐竜のことに関しては、この後の木青連の大会の翌日に、恐竜博物館に行きますのでそこで改めて触れることにして、さあいよいよ大会へ!とは言っても厳密には大会の後の懇親会に顔を出しただけなのですが・・・。




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