森のかけら | 大五木材

私の場合は、山の川上(林業)というよりも川下の加工や出口の話だったのですが、メディアで木の事が取り上げられるととかくいつどこで誰々がどれだけの木を植えたという「植林美談」ばかりが切り取れらる紋切り型の話になりがちなのですが、あくまでそこは入口。そこから始まる木材界の話がそこで終わってしまっている事が多く感じます。メディアとしては取り上げやすい切り口なのだと思うし、業界話には深入りしたくも興味もないのかもしれませんが、それじゃあ木を見て森を見ないと同じこと。


林業従事者が減っただの、台風等の災害で山林災害が増えただの表層だけを切り取られるけど、なぜそういう事になっているのか、なぜ林業が衰退しつつあるのか、森の出口(建築資材や木工製品)は都会の入口(消費地、消費者)につながっているのに、どうすれば新たな需要が作れるのか、それに対する行政の取り組みなど,決して華のあるような楽しい話ばかりではありませんが、そういうまさに根っこの部分をしっかり取材してこそ、目に見える幹や葉の事もよく理解できるのではないかと思うのです。

日頃から感じていて鬱積していた思いが、『受け止めてくださる人(伊東さん)』現れたことで噴出して、伊東さんの問いに対する答えを越えてあれこれ言いたいことを喋ってしまったのですが、伊東さんにはいつか是非木材について深く掘り下げた番組も作っていただきたいと思います。木の仕事に携わる人間はつい、「世の中に本質的に木が嫌いな人はいない」という言葉に逃げてしまいがちというか、私もそうですが拠り所にしている部分があると思います。それは悪いとは思わないものの、そこにすがっていても仕方がない。


嫌いでこそないものの好きでもない。無理矢理に好きになって欲しいとは思わないものの、今まで知らなかったことや考えたこともなかった木の凄みや能力、背景のエピソード、暮らしの中にいきづく木の文化などを知ってもらって、少しでも木の事が好きになってもらって、身近なところで木のものを使っていただけたら嬉しいし、それこそが材木屋の使命であり本懐だと思うのです。当日はまだまだ言葉足らずで(!)本意が伝わったか心配ですが、ご興味ある方は725日の21時54分からの放送ご覧下さい。怖いもの見たさ・・・

お知らせ
南海放送テレビで放映中の『えひめ情熱人』番組ディレクター伊東英朗さんが番組出演者の中から改めて話を聞いてみたいゲストをお招きしての公開対談 「Theトークショー」の記念すべき第一回のゲストは津軽三味線奏者の堀尾泰磨さん。日時:7月28日(金)開場19:00 開演19:30 料金:¥1,000(別途ドリンク代 ¥500) 会場:B家 松山市春日町13-9 春日ビル3F 定員30名:予約先着順となります。
ご予約は→http://reserva.be/kasgab




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