森のかけら | 大五木材


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以前にこのブログでも紹介した『樹齢200年のホルトノキ』ですが、製材所で板に挽いてもらって弊社に戻ってきました。それがなかなか結構なボリュームでして、これはまた「ホルト祭り」開催の予感!?木材市場に並ぶことのないような木を扱ったりすると、同業者からよく「こんな木どう使うの?」なんて質問を受けますが、そんな質問をすること自体私には理解不能。明確な目的があるから仕入れたり、受け入れてるわけではなくて、いろいろな木を見てみたい、触れてみたいという一途な気持ちのみ

 


木との出会いも一期一会だと考えているので、とりあえず受け入れてから使い道を考えればいいと思っています。とはいえ、まったく出口も見えない中で勝負に出ているわけでは無くて、小さなところでは【森のかけら】や『モザイクボード』という小さな出口も持っていますし、別口に現在取り組んでいるノベルティなどにも使います。それこそ究極は『森の砂』という新たな出口も出来ました。大きなモノは、大きいなりにテーブルや座卓などの家具からカウンターなどにも利用します。

 

規格の建築材の枠の中で考えると、利用が難しい材もありますが、エンドユーザーに近いところで、建築以外の用途でも考えれば『使えない木』などありません。前例が無いからやらなかったり、造っても売れないからやらないというだけで、道を切り開けば新たな市場も生まれます。「どう使ったらいい?」なんて聞かれることもありますが、そんなの私とて試行錯誤中で、明確な答えなど持っていませんし、持っていないからこそやってみたいのです。逆に決まっていたらオモシロクナイ!

 

眠れる魅力を見つける楽しみこそが多種多様な木を扱う醍醐味であり特権だと思っています。そういう意味ではこの200歳のホルトノキなどは、板になって帰って来た姿を見るだけで胸が躍ります。さあ、どう使おうか!どう木取りしようか!どういう形で活かそうか!そんな一番美味しい部分を他人に委ねたりするなんてあまりにもモッタイナイ!失敗を繰り返しながら時間をかけて木と向き合って自分なりの答えを探していく・・・それは私にとって誰にも邪魔されたくない至福のひとときなのです




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