森のかけら | 大五木材


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★今日のかけら・♯140【オウシュウアカマツRed wood  マツ科・針葉樹・欧州産


弊社では野縁材として、ホワイトウッド、ロシアアカマツ(オウシュウアカマツ)、スギなどを使い分けていますが、それぞれに一長一短というか癖(特徴)があって、大工さんによって好みが分かれるためなかなか樹種の絞り込みが出来ません。羽柄材の一等材に関してはこだわりが薄いので、本当はアカマツ1本に統一したいところなのですが、こちらに関しては安定供給に一抹の不安もあって踏み切れないという事情もあります。既にこのアカマツの挽き板については、いくらオーダーをかけても入ってこない状況にあります。

このロシア産のアカマツですがいろいろと呼び名があって、ロシアアカマツ、スコッチパイン、オウシュウアカマツ、ポーランドパイン、レッドウッドなどなど。名前からも分かる通り各地の地域の名前が冠せられていて、ユーラシア大陸全域にわたって広く分布しています。市場では主にレッドウッド、あるいは単にアカマツと呼ばれています。ここで注意しないといけないのは、あの世界で一番高くなる木・セコイアにもレッドウッドの別名があること。そもそもセコイアとは学名のSequoia sempervirens(セコイア・センペルビレンズ)からきています。

そのセコイアにレッドウッドの別名があるのは恐らくその材の色目からだと思われます。セコイアの心材は鮮やかな赤褐色をしていて、なるほどレッドウッドの名前にふさわしい。一方でロシア産のアカマツがレッドウッドと呼ばれるのも同様に心材が赤褐色~黄赤色であるためです。ふたつを並べて比較すれば、セコイアの方がレッドウッドの名前にふさわしく、ロシアアカマツは赤いというよりもやや赤身を帯びた黄色といったところ。色の名前の呼び名については日本語はこと細かに分類していて語彙、表現力は素晴らしいと感じます。

例えば赤系に分類される色だけみても、(くれない、べに)、退紅(あめぞら、たいこう)、薄紅(うすべに、うすくれない)、韓紅(からくれない)、桜色、撫子色(なでしこいろ)、躑躅色(つつじいろ)、牡丹色(ぼたんいろ)、真朱(しんしゅ)、洗朱(あらいしゅ)、銀朱(ぎんしゅ)、鴇色(ときいろ)、緋色(あけいろ、ひいろ)、茜色(あかねいろ)、猩々緋(しょうじょうひ)、蘇芳色(すおういろ)、葡萄色(えびいろ)、臙脂色(えんじいろ)、小豆色(あずきいろ)、紅絹色(もみいろ)、桃色、一斤染(いっこんぞめ)等々。明日に続く・・・




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