森のかけら | 大五木材


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ロシアアカマツ、スコッチパイン、オウシュウアカマツ、ポーランドパイン、レッドウッドなどさまざまな名前があるものの、弊社ではヨーロッパからフローリングやパネリング材として入荷して取り扱いを始めたのが最初のきっかけだったので、『オウシュウアカマツ』の名前で呼んできました。レッドウッドを使わなかったのは、公共物件等で『セコイア』の指定などもあったため混乱を避けるためでしたが、今でも時々設計図面上でレッドウッドの表示がある際には樹種の混乱があって、設計士さんに意図を確認することになります。

その多くがロシアアカマツあるいはオウシュウアカマツのいわゆる『パイン』を意図したケースですが、ときに外部のベンチやデッキなどにレッドウッドと書き込まれていることがあって、そういう場合はセコイアを意図しているのだと思われます。ただしこの辺りではレッドウッドというといわゆるパインの認識なので、工務店さんが勘違いされるケースがあります。そもそもセコイアそのものがほとんど流通していないので、その名前はおろか存在すら知らない人の方が多いため、説明しても「何、それ?」となることもしばしば。

設計士さんもよく理解されてなくて、レッドウッド(セコイア)が雨に強いとか耐朽性が高いと書いてあったから図面に落としてみたというケースもあったりします。商品流通そのものよりも情報の方が圧倒的に過剰なため、そういう木も普通に入ると思われている、あるいはよく耳にするレッドウッド(ロシアアカマツ)が外部にも使える木なんだったら使ってみよう、という誤解に拠るところが大きいと思われます。そういう誤解を避けるために最近では、セコイアを『カルフォルニア・レッドウッド』と原産地の名前を冠して呼ぶこともあります。

木の名前にまつわるトラブルは尽きることがありませんが、個人的にはなぜそう呼ばれるのか誤解の元を探る謎解きのような推理は好きなのと、そういう時こそルーツに精通している(精通しようとしている)材木屋の出番だと思っていたりもします。ローカルネームが多いというのは、それだけ木材が地域の文化や風俗、暮らしに深く関わりあっているということの証明でもあります。売らんかな的な商業名が氾濫するのは困りものではあるものの、色や性質をどのビッグネームに重ねようかという戦略を探ってみるもの一興であったりします。明日に続く・・・




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