森のかけら | 大五木材


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昨日までテーブルの一枚板としてもミズナラについての話でしたが、粘りがあって逞しいミズナラはフローリングや家具以外でもいろいろな用途で活躍しています。以前は厚み30㎜前後の耳を断った平板としても仕入れていたので、造作材なども利用していましたが、品質の良いものは価格が高騰したのと安定供給の問題で、そのポジションは北米産の『ホワイトオーク』に取って替わられました。大きな一枚板が必要な場合は、やはり北海道や東北、岐阜の市場などから仕入れることになります。

小さなものでよければ、地元の久万の山からも少しは出てきますので、製材所に丸太で仕入れてもらい耳付きの板に挽いて使っています。曲がり木も多く、家具などに使うには難しいものの、小さくカットして使うには十分。小さくとも曲がり木であろうともミズナラに違いはなく、例えばこういう『木の球』に加工すれば、ヒノキとは比べものにならないズシリとした重みが感じられます。木同士がふれあった時の力強い音もミズナラならでは。前述した『カラコロ木琴』をはじめ音色も楽しめます。

昔は床材、家具材としてしか見ていなかったため気づいていなかったのですが、ミズナラの魅力は小さくしてもその特性が失われにくいことにあります。小さなモノにも虎斑(トラフ)が現れたりと表情豊かで、子供たちにも「木らしさ」がよく伝わります。ヒノキやスギの針葉樹の切り取った柾目部分だと、木とは感じない子供もいたりしますが、ミズナラだとさすがに子供にも「木感」は理解できるようです。またそのしっかりした重さからも掌で木を感じているのだと思います。

節や割れだけでなく、虫に喰われる事も多いミズナラですが、最近はその虫穴も含めて『木の醍醐味』と理解して、それらも自然体で受け入れたいただく寛容な人も増えてきています。むしろそういう部分を取り込んだものが欲しいというリクエストもあったりして、木に対して求められるものは随分広がってきたと実感しています。だからこそそれを供給するこちら側が、いつまでも古臭い昔のままの物差しで木をはかっていてはいけないのです。新しき価値は新しい木の中にあるのではなく頭の中、心の中にある




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