森のかけら | 大五木材


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★今日のかけら #211【ボセBosse   センダン科・広葉樹・アフリカ産   

順番が前後しますが、ミセスホーム㈱さんの業者会・ミスター会の研修旅行で向かったのは神戸の竹中大工道具館。実は6,7年前にも個人的に行ったことがあったのですが、入館するまで移転していたことを知らなかったので、入口がふたつあったのかしら?増築でもしたのかしら?と思っていたら、移転してかなり大規模にスケールアップしていてビックリ!2014竹中年に開館30周年を記念して、新神戸駅そばの竹中工務店本社跡地に移転し、2014年10月から一般に公開されることになったそうです。

入館して目に飛び込んでくるのは耳付きの巨大な一枚板のパーテーション。果たしてこれが何の木なのかという事で、業者会の中でもざわついていたのですが、見たことはあるような気はするものの断定できず・・・無節で国産材ではありえないサイズ。とりあえず館内の案内順路に沿って動き出したものの、どうしても何の木なのかが気になって仕方が無いので、ひとり受付に戻ってスタッフの方に何の木なのか尋ねてみると、『ボセ』という返事。まさかこんなところでボセと出会おうとは?!

聞き慣れない名前かもしれませんが、熱帯アフリカ産のセンダン科の広葉樹ボセ』あるいは、『ボッセ』は丸太の直径が1mにもなる大木です。『森のかけら』にも含まれているものの、それまでは弊社でも取り扱ったことがありませんでした。アフリカ産のあまりメジャーでない木(メジャーかどうかはあくまでも愛媛に住む私の感覚)の場合、強く意識して仕入れるつもりでもないと、出会う機会すらないのが現状。材木屋でも扱った事が無い人が多い木ではないかと思います。

入口に一枚板でパーテーションに使われているぐらいですから、木目も整っていてほれぼれするような美しさ。近づいて見ると美しい虎斑が入っていて、私の知るボセとはまるで別物のように見えます。35㎜角の『森のかけら』になってしまうと、他のアフリカ産の広葉樹と見比べても分かりづらく、元のある程度の大きさの時の表情を知っていないと、正直35㎜のキューブの中で個体差を見出すのは容易ではありません。特にボセなんて切り取り方次第では、元の樹種すら想像できず・・・明日に続く




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