森のかけら | 大五木材


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さて、本日はその『6.4mのパドック』を誰がどこに使っていただいたのかについての話。松山市内で、はなみずき通りと枝松町で営業をされている『ALLEGRIA COFFEE(アレグリア・コーヒー)』さんが、一番町にあるローソンの2階(ベティ・クロッカーズの跡地)に新たに出店される3号店のカウンターとして使っていただきました。施工は才気煥発な社長の川上陽介君が率いる店舗&家具専門のすずかけ商会、勢いがあります!自然素材の大好きなオーナーを弊社に連れて来てくれたのも今回が二回目。

ちょっとした棚板ぐらいであれば、写真を撮ってメールで送ってやり取りすれば事足りますが、さすがにこれだけの大物となると実物をご確認いただく必要があります。こういうものってファーストインプレッションで大体決まります。最初にお見せした時の表情、反応で、「こちら側の人間」かどうかが分かります。まあ、すずかけ商会さんがわざわざ連れて来られるようなお客さんは基本的に「こちら側の人間」なので、あまり心配はしていないのですが、要はどれぐらいこだわられているかの深度。

今回はオーナーが、本当はもっとパンチの利いたのが欲しかったと仰るほど深海魚級の、弊社にとってはど真ん中ストライクのお客様でしたので、木選びも使い方もとことんこだわっていただきました。最近、若いオーナーがカフェを初めて開業させるのでそのカウンターが欲しいと言ってご来店される機会も少なくないのですが、中には「予算も無いのでとにかく安いモノならなんでもいいので」と言われる事もあります。事情はあおりでしょうが、そういう話を聞くとそこで出されるコーヒーの味も薄っぺらいものじゃないだろうかと勘ぐってしまいます。

何にこだわられるかはひとそれぞれで、予算のバランスもあるでしょうし、カウンターばかりにお金をかけていいというものではないでしょうが、「神はディティールに宿る」の言葉通り、店づくりの細部にまでこだわる(決してお金をかけろという意味ではなく)姿勢は大事だし、カウンターひとつの交渉でオーナーの店にかける熱意も透けて見えるというもの。そういうお店ならば完成後も客として行ってみたくなるし、友達にもお薦めします。ちょっと前置き長くなりました、明日はカウンターそのものをご紹介させていただきます。先にチラ見せです(笑)。明日に続く・・・




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