森のかけら | 大五木材


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材木屋、設計士、工務店、木工作家、さまざまな木に関わるプロフェッショナルに混ざってアマチュアの木のフェチの方だって遠方からやって来られます。香川県二十四の瞳で有名な小豆島からも木が大好きなファンがやって来られました。個人の方なので詳しくは書けませんが、ご来店していただくのはこれで多分もう4度目(もしくは5度目?)。いずれ今の仕事をリタイアされたら木工をしたいので、今のうちからせっせといろいろな木材を集められていて、家は木材倉庫になりつつあるそうで、アマチュアビーバー認定

四国外の方だとイメージが沸かないかもしれませんが、森林面積が75%を占める四国の中において、香川県は非常に森が少ない県で、四国の中でも地域材に対する感覚においてはかなり温度差を感じます。香川の平野部は53.5%あり、全国平均(34.2%)と比べても突出しています。四国どころか全国1位の森林面積を誇る高知(83.4%!)の場合、平野部はわずかに16%ほどしかありません。香川の森林面積は46.5%で全国ランキングでも37位。以下は東京や大阪、神奈川などの大都市が名を連ねているので、いかに香川が特別なのかが際立ちます。(出典:四国森林整備局)

ちなみに、愛媛県の森林面積は70.4%(全国18位)、徳島県は74.9%(同9位)です。なのでおのずと香川県には、他の3県から木材が供給されることになります。愛媛などではやたらと「県産材」という言葉が飛び交いますが、もともと地元で産出される量が少ない香川では、地域材・県産材という意識は少ないそうです。そういう事もあって、香川県から木の問い合わせが来ることが多いのですが、国産材以外はNGというアレルギーも少ないようで、弊社の外材にも興味を示していただけるのでとてもありがたい存在です。

今回も倉庫の中を探索していただきさまざまな種類の端材を選んでいただきました。形も樹種もバラバラですが、普段目にする機会の少ないカラフルな世界の広葉樹はお好きなようです。確かにこのペースで集材されていたら大変な事になりそうですが。車に積み込むとほぼ満杯に!こんなに喜んでもらえるなら香川に持って行って端材販売したら売れるのかしら?端材のセールとかネットでアナウンスすると、県外からのお客さんが多かったりするのは、『南極ではかき氷は売れない』の逆心理でしょうか。またのご来店をお待ちしています~!




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