森のかけら | 大五木材


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木にはいろいろな色があります。例えば赤い木ならば、サッチーネブビンガ、パドック、ブラック・チェリー、イチイなどなど。黄色い木ならば、ハゼノキ、ニガキ、イエローシーダー、アマレロ、プランチョネラなどなど。黒い木ならば、コクタン、ウェンジ茶色い木ならば、ブラック・ウォールナットからオニグルミ、チークなど濃淡に合わせてさまざま。更に白い木ならばモチノキやトチノキ、ミズキ、ホワイトアッシュなど。あれは白じゃないアイボリーだというような細かな分類はさておきの話です。

そのように木にはひと口では分類できないような複雑で多彩な色がありますが、その中で無いのが青色の木。名前にこそ青が付く木はありますが(アオキ)、材質が蒼いわけではありません。以前にも書きましたが、アオキの由来は昔の日本人が青と緑を混用していた、いわゆる『日本人の青と緑の混用』によるものです。私が知らないだけで、世の中には材質が蒼い木もあるのかもしれませんが、今のところ私が目にすることの出来る『青い木』は、腐朽菌によって変色して青染みが出来てしまったブルーステインの木のみ

本来であれば歓迎すべき現象ではありませんし、若い頃であれば私もやらかした~!と頭を抱えていたところでしょう。それが今、こうなってしまった材をみて、ラッキーなんて感じてしまうようになってしまったのですから、歳も重ねて場数も踏んでみるものです。これって以前にも少しだけ紹介した愛媛県産の『モミジバフウ』です。狙って造り出したのではなく、量が多すぎて目と手が届かず結果的にこうなってしまったですが、それが怪我の功名。普通の木では飽き足らなくなってきている私の心を満たしてくれる。

筋状の黒い染みが出来たスポルテッドと青染みがなんとも言えない絶妙なバランスで自然の造形美を造り出しているではないですか!こういうのってこちらの受け止め方次第なので、ただの腐りや欠品材にしか見えない人はそれで結構。そんな方を説き伏せてまでこの魅力を押し切ろうなんて考えていません。共感できる人と楽しめれば十分。世の中広いので、ひとりやふたりぐらいはこれを「面白いっ!」と共感してくれる変わり者もいるはず。まあこれを青色と呼ぶには無理はありますが、英語では『Blue stain』です!

このモミジバフウのブルーステインって、写真で見るよりも実物だともっと青色感があるのですが、写真だと青がくすんで汚く見えてしまっているのは残念。しかもこれで仕上げてオイルでも塗ると、その青色部分がオイルに反応して青から濁った茶褐色のような感じになって、折角の青が台無しになってしまいます。なのでこのブルーステインの青を楽しみたい方は、無塗装かソープフィニッシュのように生地の色が濃く反応しないような塗料を使われる方がいいと思います。という事でこの個性的なモミジバフウの板も販売しています!

 




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