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| 随分久しぶりに仕入れたのがヒノキの枝付き丸太。伐採直後のヒノキの丸太の枝を残しながら樹皮を剥いたものです。四国にも銘木屋さんが多く存在した時代には、こういった商品もよく流通していてよく扱いました。帽子掛けやオブジェにしたりと用途も様々。若い頃は、ほぼ製品のみの取り扱いだけで、丸太や原木の事はまったくの無知で、これをどうやって作っているのかも分からず、こんなに綺麗に皮を剥くのってさぞかし大変なんだろうなあと感心していたのを懐かしく思い出しました。 |
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その後、丸太も携わるようになってから、伐採直後の生材(未乾燥)の樹皮を剥くのがいかに簡単であるかということを体験して知ることになります。それでしばらくは、手に入れた丸太の樹皮を意味もなく剥いていました。樹皮と丸太のあいだにきっかけを作って棒を差し込めば、シュルシュルと気持ちがいいぐらいに樹皮が剥けていって、丸太の瑞々しい肌が露出してきます。これ、やり始めたら気持ちよくって止められなくなります!そのため倉庫の中には意味なく皮を剥かれた丸太があちこちに(笑)。 |
| それはイヌマキであったり、ヤマモモであったりカキであったりするのですが、どれも短いものばかりで、表面の凸凹を活かしたオブジェみたいなもの向き。皮剥きが楽しくてつい出来てしまったものです。今回仕入れたのは長さが3m~4mの本格的な枝付き丸太。金沢のムラモトさんのところで仕入れさせていただきましたが、買うだけ買って後はどうやって運んで来るんだろうとちょっと意地悪く楽しみにしてました。だってこれ逆に運べって言われたらトラックに積むの相当苦労しますから。 |
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トラック到着、板材の上にパズルが組み合わされるように整然と並べられた枝付き丸太に拍手喝采。しかし荷下ろししてからが大変で、ムラモトさんのところの広~い倉庫に比べると猫の額のようなわが社の倉庫に、こんなスペースをぶんどりするような商品を並べれるスペースなど無い、という事に気づいたのは、金沢から帰りの電車の中でした。まあなんとかなるか・・・じゃあすぐ売ってしまえばいいじゃないか。いやいや、久しぶりの枝付き丸太、売るのは自分がたっぷり堪能してからでしょう(^^♪ |
| いかにも怪しそうな粉ですが、決していかがわしいものではありません。究極のケチ根性から生まれた、木粉商品『森の砂』です!赤いのは南米はブラジル産のサッチーネ、黄色いのは日本のニガキ(苦木)です。何に使うの?なんて無粋な質問は無しです。削った際の大鋸屑の色鮮やかさに惹かれて、どうしてもそのまま燃やしてしまうのは惜しくて集め始めたのがきっかけで、どうせ集めるのなら限りなく純度の高いものを目指そうと思って出来上がったのが『森の砂』。定まった出口はありません。 |
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それでもきっと世の中には、これを面白いと感じてもらえる「同族」もいるはず!そしてその中には、なんかよく分からんけど買ってみようとノリで底なし沼にダイブするお調子者もいるだろうと思って商品化。オンラインショップで販売を始めました。世間の反応は、色味の鮮やかさともの珍しさから沢山の「いいね!」はいただけるものの、底なし沼に飛ぶ込む勇者はなかなか現れませんでした。オンラインショップにアップする前から店頭では陳列していましたが、誰も商品だとは思っていない様子。 |
| それにも関わらず、私の中のリトルタカハシは「もっといっぱい作っちゃえ!」と囁きます。これは種類が揃う事で魅力が増すタイプの商品なのだから、売れないのは種類が少ないからなので、もっと種類を増やせば売れるに違いない。だっていろいろな種類があれば楽しいじゃん!私の作り出したほとんどすべての商品の根底にはこの発想に立脚しています。そしてそれは今も変わりません。なぜなら、それが好きだから。いろいろな種類があるってもうそれだけで楽しい。これは木材に限ったことではありません。 |
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そして次第に種類が増えていき、事務所の棚には置ききれなくなった頃、ようやく遅れてきた勇者が登場!しかも私の思いつかなかった出口を携えて!まだトライアルの段階で、その出口がうまく開くか、あるいは無慈悲に閉ざされるか分かりませんが、その挑戦は応援したい。他にもポツポツとお声がかかるようになってきて、素材が不足してこのために木材をカットすることも。まあまだ「売れてる」なんて呼べる段階ではありませんが、商品の性質上、広く売れるよりは深く売れるモノになってくれれば嬉しい。 |