森のかけら | 大五木材


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20110126 龍の尾を踏む日①昨晩は、日頃からお世話になっているエス・ピー・シー早田洋一さんに、早田さんも所属される異業種交流会の『平成会』(藤岡明会長)の1月例会に講師としてお招きいただきました。事前に、錚々たるメンバーの皆様の名簿をいただいても、恥をかいて死ぬわけではありませんので一切動揺はありません。これは自信がついたとかいう話ではなく、相手が誰であろうと出来る事に変わりはない、ならばベストプレイを尽くすのみというような一種の諦観の悟りの境地なのです。

 

20110126 龍の尾を踏む日②早田さんとは長いお付き合いなので、こちらの能力を分かっての人選です。あまり上手に喋れても、ある意味「期待はずれ」(!)に終わってしまうので、そういう意味では「それなりの期待に応えなければなりません」。しどろもどろになりながら、脱線を繰り返し、話が飛躍・暴走しながらも、奇跡的に死人・怪我人が出ることなく、最後は片輪でギリギリ着地する!というあたりが、私を講師に招こうという無謀な方々のお望みなのでしょう、きっと。頑張れば頑張るほどに同じような結末になりますが、いずれにしても自分なりにベスト・パフォーマンスをするのみ!

20110126 龍の尾を踏む日③会場は松山ワシントンホテル。平成会のメンバーにも当ホテルの立石雅章・総支配人もいらっしゃいましたが、今年の新年会でもよくお世話になりました。木青協の例会などでもお馴染みです。早田さんから、話すテーマを決めて下さいという事でしたので、『森のかけら、世界を目指す!』という勢いだけの壮大なテーマを掲げて、後はその場の雰囲気で好き勝手に話そうと思っていました。自己紹介のプロフィールもいつもの調子で、このブログのようなノリの文章を書かせていただきました。お話をさせていただくのであれば、あれもこれも喋りたいので時間が足りなくなります。事前に読んでいただけるものは読んでいただいておいて、核心だけを喋りたいので、箇条書きのプロフィールでなく、その1枚で私の正体を知っていただくようにしています。すると、そのテーマをご覧になっていたにも関わらず(?)、30数名近くの紳士淑女の皆さんが集まっていただきました。なんて奇特な皆さんなんだろうか!

 

20110126 龍の尾を踏む日④とりあえずレジュメとか原稿は作らない主義なので、言い忘れたくないキーワードだけ書き出しておきました。席もご用意いただきましたが、座って話すのは性に合いませんので、立ったままで地声で喋らせていただきました。ゆっくり落ち着いて喋る事、という思いはいつも心がけています・・・話す前までは!もう始まってしまえば、その場の雰囲気や温度間に従うのみです。早速講演開始となりましたが皆さん一切私語もなく、こちらを直視して真剣にご清聴いただきました。始まって30分経ってもほとんど笑いもなく、目が怒っているのではと疑心暗鬼になるほどの静まり具合・・・。

20110126 龍の尾を踏む日⑤これはヤバイのでは!頼みの早田さんも急用が出来、途中退席されていたので孤立無援。しかし、途中からこの静寂は熱心に聴いていただいている証拠なのだと勝手に思い込み(!)、そこからはギア・チェンジでフルスロットル!1時間一気にお話させていただきました。講演後、一緒にお食事もさせていただき、個々にお話を伺うと、面白かったと持ち上げていただきましたが(嘘でもありがたい)、私にとってこそありがたいご縁です。後から気がつきましたが、お知り合いの方がいらしたり、数少ない丙午生まれの同級生がいたり、近くの会社の方がいらしたり、ご縁のある方々がたくさん!母校の松山商科大学石川正一郎教授をはじめ、OBの先輩方もたくさんいらっしゃいました。その方々ともこういう席がなければ巡り合わないものです。人のご縁の不思議を感じずにはいられません。去年もこんな感じの出会いから、キッズデザインAPECなんて信じられない流れになったのです。

 

20110126 龍の尾を踏む日⑥いろいろな異業種交流の場でお話を伺っていると、職種に関係なくどんな仕事でも、(強引につなげようと思えばいくらでも)つながらない仕事なんてないという事を再認識。すべての仕事が誰かのためにある以上、立場は違ってもどこかでつながらないはずなんてないのでしょう。我々が森から生まれた生き物で、そのDNAを共有する限り、「木」に抱く感情はほぼ共通です。勢いだけでまくし立てて、さぞお聞き苦しい話だったと思いますが、喋った私は妙にスッキリ。いつもの事ですが、好き勝手に自分の思いをまとめて喋らせていただくのは快感でもあります。疲弊する木材業界の中に、こんな生き物もいると知っていただければ充分です。目に見えない時運の龍はさりげなくそのあたりに寝転がっていて、こちらがその姿に気づいてその背に乗れるかどうかだけなんでしょう、きっと。今宵、しっかりと一匹の龍の尾を踏みました!さあ、次は乗るぞ~!




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