森のかけら | 大五木材


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20110711 溶け込むビーチ、ホワイト&イエロー①最新の『適材適所NO.157』で(こういう言い方をしないと、最近翌月にずれ込むのが確信犯的になっているので、O月号が最新なのか分からくなりそうなので・・・)、『赤橅(レッドビーチ)、降臨(きたりて)』というタイトルで「赤身の強いグルジア産のビーチ」について書かせていただきました。いずれ完成したらアップさせていただくつもりですが、このレッド・ビーチを店舗の床材として大量に使っていただいております。こちらが入荷したレッドビーチの挽き板です。

 

20110711 溶け込むビーチ、ホワイト&イエロー②今まで弊社で扱わせていただいた白身の強い『白橅(ホワイトビーチ』に比べたら、やや癖はありますが、その分個性があるとも言えます。これからTPOに合わせてうまく使い分けていただきたいと思っています。この2つのビーチは、それぞれが違う種類の木ではなくて、ビーチの色合いの濃淡で呼び分けているだけです。これも地域性や扱い商品のルートの問題で、どちらの色合いのビーチが主流かで主役の座が決まってしまうのだと思います。弊社でも今まではほとんどが淡白な白橅(ホワイトビーチでした。

20110711 溶け込むビーチ、ホワイト&イエロー③とはいえ、ビーチはクリア塗装すると(植物製オイルでも)少し黄身色っぽい色合いに変化するので、その時点で純粋な意味での「雪化粧のような白美」は損なわれてしまうのですが・・・。それでも美白を求められる方には、石鹸成分のソープフイ二ッシュがお勧めです。しかし、そういう捉え方も人それぞれで、少し黄色身が差すことで経年変化のような味わいを利用できる事もあります。本日、『白橅(ホワイトビーチ』の本棚を収めさせていただたお宅は、数年前に建てられたお家で、本棚を設置する部屋の周辺の桧の柱は、経年変化でいい感じに日焼けしていました。そこに真新しい色合いの本棚が付くと、妙に浮き上がってしまうのですが、植物性オイルを塗ったお陰で、黄身色を帯びたビーチは、うまく桧の経年変化に溶け込みました。まるで何年もそこに佇んでいて、時間の衣を身にまとったかのようにすっかり馴染んだ感があります。恐らくいい感じに馴染むと想像していたのですが、予想以上にうまく収まりました。

20110711 溶け込むビーチ、ホワイト&イエロー④施工はいつものウッドワークかずとよさんから、善家君と馬越君の若手ふたりが来てくれました。歳は若くても、今までこなしてきた無垢材の種類はかなり豊富で、その仕事ぶりにも安心感が出てきました。職人さんの中には過去に使った事のない樹種には極力手を出さない方針の方もいらっしゃいますが、弊社の場合は否応無しに多品種を加工していただく事になりますので、自然と樹種数の経験は増えていくこととなります。

 

20110711 溶け込むビーチ、ホワイト&イエロー⑤私としては自分に技術があるわけではないので実際に木を加工していただく、職人さん達により多くの樹種を触れて、その性質や特徴を身を持って感じていただきたいのです。その経験は、私が施主さんに提案する時の大きな指針になります。この木だと水廻りには不適だとか、逆目が出やすいからサンダー仕上げが向いているとか、乾燥していても収縮の可能性が強いとか、結局木とうまく付き合うには自らの体験しかないと思います。若くともそういう体験や修羅場をくぐってきているふたりのお陰で、今回もきっちり収まりました。幅木から天井一杯まで一分の隙も無く綺麗に収まると、それは本棚というよりは壁面収納。壁面の雰囲気もガラリと変わります。本棚とビーチとの相性が良いのは、美白の色合いだけではないのです。実はこの組み合わせには深いドラマがあるのですが、この話はまた明日・・・。




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