森のかけら | 大五木材


当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
予告無く変更になる場合がございます。
現在の商品に関しまして、お電話、又はオンラインショップをご覧ください。

20130523 1本日は、今年で6年目となる小野中学校のキャリア教育「職業科」推進事業の「木の授業」。例年通り、実務の木工については、池内一豊君(ウッドワークかずとよ)谷公彦さん(スタジオモック)のふたりが担当されていて、「わたしの椅子作り」というテーマに沿って、これからおよそ半年かけてこの授業は続いていきます。私はいつものように、素材となる木の話・物語担当。先生方からは「お忙しい中ご苦労様です」とお気遣いいただきますが、こちらこそ勉強の機会を与えていただき感謝です。

 

20130523 2中学2年生が対象で、いろいろな講座の中からが生徒が自ら選んで受講するわけですが、各講座の先生もベテランが多くて、控えの校長室で顔見知りの講師の方と出会うこともしばしば。本日は、新居建築の際に大変お世話になったハマーハウスのマスター濱崎さんと久し振りの再会!医療関係にお勤めで、講師は今回初体験だとか。各方面で前向きに仕事に取り組んでいらっしゃる方に声がかかるようで、そこに友人・知人が多いという事は私もプラスの循環に居るのかも?

 

20130523 3さて、授業の方はいつものように、木編に「春夏秋冬」の木の名前から入ろうと思ったのですが、いくら相手は毎年替わるといっても、同じ事を繰り返していても成長がないので、今回は少し構成を変えて『森林多様性』や『カーボン・オフセット』の話から始めました。平成生まれの子供たちを相手に話していて感じる事は、私の仕込んでいるネタとの距離感。というよりもネタが古過ぎて、説明の説明が必要になってしまう事。やはりネタは毎年更新して時代に合わせていかねばと強く猛省・・・。

 

20130523 4ワシントンケネディA・ジャクソンといったアメリカ合衆国の歴代大統領から、楠正成、加藤清正、山本五十六といった歴史上の人物は名前ぐらいは知っているでしょうが、山本周五郎、国木田独歩、井上ひさし、シェークスピアなどについては、果たしてその作品を読んだ事がある中学生ってどれぐらいいるのか?遥か昔の話のような話にしてしまっては、木を身近に感じる事など夢のまた夢。「この木が漫画『ワンピース』の中で船の材料となった・・・」ぐらいの強いネタがあれば・・・!?

 




オンラインショップ お問い合わせ

Archive

Calendar

2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  
Scroll Up