森のかけら | 大五木材


当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
予告無く変更になる場合がございます。
現在の商品に関しまして、お電話、又はオンラインショップをご覧ください。

20130619  1少し前に阪神タイガースの試合を観に甲子園に行った時に、デーゲームの試合開始までに少しだけ時間があったので、生で新喜劇を見てみたいという息子の要望を取り入れて、笑いの聖地・なんばグランド花月に行って来ました。悲しいかなこれも親のDNAの影響でしょうか、新喜劇が大好きだった私の影響と思われますが、子どもたちも皆TVで放送される新喜劇が大好きで、時間がある時は食い入るように見つめています。1時間少ししか時間はなかったのですが、わずかでも生で新喜劇が観たいと息子。

 

20130619  2私は昔からTVの放送で馴染みがあり、一番のご贔屓は「花紀京」さんでした。花 紀京なのか花紀 京(勿論こちらが正しいのですが)なのか、どこで区切って呼んだらいいのかも分からなかった頃から、花紀京さんの大ファンで、この人が出てるかどうかで観る楽しみも倍増したり半減したものです。伝説の漫才コンビ「エンタツ・アチャコ」の横山エンタツの息子である事を知ったのはずっと先の事。ニット帽に腹巻、ニッカーポッカーのスタイルは不動で、安定感抜群でした。

 

20130619  3今風のひと言ギャクはあまり印象的なものはないのですが、なんといっても間の取り方が素晴らしくて、きっちりと芝居で笑わせてくれる本物の芸人さんだったと思います。中でも好きだったのが、一杯飲み屋の大将に扮した岡八郎さんとの、酒の燗の味見をする掛け合い。燗酒をひと口飲んで、ちょっとぬるいと酒を注がせ、今度はちょっと熱いとまた酒を注がせ、また今度はぬるいと・・・延々これを繰り返すのですが、お二人の間が絶妙で上手い落語を聴いている感覚でした。

 

20130619  4未だに上方演劇界最強タッグとも言われる花紀京・岡八郎のお二人ですが、岡八郎さんは既に鬼籍に入られています。以前病気療養中の岡八郎さんが、久し振りに舞台に立った姿を見た時は、あまりの痩せ様に、そのギャグを笑って良いのか戸惑ったものです。人を笑わせる役者の宿命のようなものを感じ、この仕事の辛さも少しだけ垣間見えたのです。 その花紀京さんも2003年に自宅で低酸素脳症で倒れられ、現在療養中と聞きます。御年76歳、体調が心配です。この話、明日に続く・・・




オンラインショップ お問い合わせ

Archive

Calendar

2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  
Scroll Up