森のかけら | 大五木材


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ジューサンケンチクセッケイさんの完成現場見学会の話の続き。二階には、バーの明るい黄白色のフローリングをお使いいただきました。一階の猛々しいオークとは雰囲気が一転。このバーチ(カバ/樺)もメープルと並んで白系のリーズナブルなフローリングの代表格で、メープルが高騰する中にあって存在感が増しています。折角ですので、持ち込んで来た『モザイクスツール』を置いて写真撮影。白い床だとモザイクボードが一層引き立ちます。

 

2日間のうち、2日目のみのお手伝いだったのですが、開始から最後まで人が絶える事がありませんでした。予約等の必要がないフリーの見学会だったという事もあったのでしょうが、建築中から気になっていたご近所で新築計画の方や、遠方からわざわざ足を運ばれた方、毎回必ずお越し下さるジューサンケンチクファン等々。私も久々に一日見学会のお手伝いをさせていただいたのですが、油断していると言葉が出てこない・・・。

 

会場というかご自宅には、、『モート・レイニーハウス』の主とご家族もいらしていて、家造りの工程を治めたビデオ等を一緒に見ながらいろいろと家造りの物語を伺いました。家づくりをここまで堪能されたお施主さんに久しぶりに出会いました。こういう形でお施主さんと気軽にお付き合いさせていただけるというのも、設計士さんや施工を手掛けられたもみじ建築さんが絶対的な信頼関係を築かれているからこそだと思います。ちなみにこちらは、椿下棟梁が手掛けられました。

 

こうして膝詰めで話合うなひととひとのふれあいがないと、つい木材(モノ)を流れ作業で売っているようなモノ売りの感覚に陥ってしまいがちですが、木材(モノ)の先にいる、それを求められている人の顔が思い浮かばなくなったらお仕舞だと自分を戒め。当日お施主さんがお連れになっていた幼子が、後半は電池切れで疲れてソファーのうえでぐったりと眠ってしまったのですが、安心しきって無防備に寝顔を晒すその姿を見て、ひとに届いてこそモノなんだとつくづく思ったのです。




20150824 1いつもお世話になっているジューサンケンチクセッケイ石村隆司君の設計された現場の完成見学会が開催される事になり、私も協力業者の一員としてお手伝いに行かせていただきました。その完成した現場とは、以前このブログでもご紹介した、『モート・レイニーハウス』。前回石村君と施主さんが一緒にご来店された時に、キッチンの棚板を探しに来られて、これ以上削るな、削りたいのやり取りがあったものですが、その後どう施工されたのか興味津々。

 

 

自ら、『カッコいいだけを集める。』と謳っているだけあって、さすがに細部にまで手が込んでいてどこから見ても絵になる仕掛けが散りばめられています。75㎜幅のシャープで木柄が個性的なナラのフローリング、まるでそれ自体がひとつのインテリアのように思わせる薪ストーブのサクラの薪、ヘリンボーンのタイル、むき出しの鉄骨の階段と施主の友人が現場で丁寧に塗った革の階段手摺の絶妙のバランス、オーダーメイドのキッチン。

 

 

 

 

20150824 3そのどれにも設計士と施主のこだわりが宿っています。例のキッチンのホワイトオークの棚板もそんな格好いいパーツの1つとして堂々とその場に加わっていました。加工場ではあれほど気になった荒々しい仕上げが、ここではなんら気になるどころか、もっと激しい状態でもよかったと思えるほど馴染んでいました。敢えて残した大きな節も問題なし。仕上がりの完全なイメージを持っていればこそ、こうい節や荒々しい仕上げもうまく取り込めるという事。

 

 

 

床には75㎜幅のナラのフローリングを使っていただきましたが、先日チャイニーズ・メープルのラスチックグレードの話をご紹介しましたが、こちらはナラで節や色ムラ、偽芯などを含んだラスティックグレード。メープルと違って、もともと濃淡の差がハッキリしたナラですが、年輪が太くて強く、メリハリが利いた表情を持っている事から、多少節があった方が雄々しく男性的な魅力を発揮すると思っていて、私は断然ナラの場合は節有りがお薦めです!




20150815 1そんなポッカールをみんなうまく乗りこなしていたものの、見るとやるでは大違い。体重が重たい分、スピードもドンドン加速して、何度も何度も芝生に叩きつけられました。お客さんの少ない時に、何度もチャレンジして最後はかなり上達しました。早い時間こそ人も少なかったモノの、昼が近くなってくると人の数も増えてきて、鉄板の『木の玉プール』も人だかり。家内が木の玉プールや木の玩具を持って県内各地を廻っている事もあって、「これ知ってる~」の声があちこちから挙がります。

 

私の方は、『誕生木ストラップ』などのオリジナル商品を幾つか持って行かせてもらいましたが、こういう場所では数万円もする高価な商品は出番がありません。そういう事もあって、ワンコインで帰るモノというのが、商品開発の命題でした。お陰様で幾らかは販売も出来たのですが、やはり多くの方が『誕生木』というものに関心を示していただきました。木に関心のある人ばかりが来られるわけではないのですが、誕生日であれば必ず誰にもあるもので入口としては非常に入りやすい

 

20150815 3最近、こういうイベントに私自身が参加する機会が少なくなって、会社にご来店された『非常に木に興味を持っている人』に対して、当たり前のように木の良さや面白さを喋って売るという流れが主流となっていましたが、アドバンテージの無い場所でいかにして押しつけがましくなく、専門用語を使わずに、さり気なく、木の事を好きになってもらうか。日々の努力を怠ってきたと反省。しかし、そういう状況においても『誕生木』という切り口は非常に有効的だと確信しました。

 

20150815 4昼過ぎからは太陽も顔を出してきたのですが、そうなったらそうなったでやたら暑い!太陽に近いせいもあって、イベント中は何とも感じなかったのですが、帰宅してお風呂に入ろうと服を脱いだら子供に、「何があったの?」と驚かれ、鏡を見てみると首筋が火傷並みに真っ赤っか!もともと色白で日焼けするとすぐに赤くなる体質ではあるのですが、赤いを通り越してほどよく焦げた感じ・・・。標高も1000mを超えるとぐっと環境が変わってくることを、文字通り肌で学んだのでした。今回は、木の観察をする時間が無かったのですが、前回の時に高山植物などの写真はたっぷり撮ってありますので、そちらの方もいずれまた改めて『今日のかけら』としてご紹介させていただきますが、それにしましても石鎚山系の自然はまことに豊か!この勢いだと冬も来てしまいそうで怖い・・・。




20150814 1今年のゴールデンウイークに、四国最高峰・石鎚山で木育イベントをさせていただき私もお手伝いで行かせていただきましたが、ブログを読み返してみるとどうもその時の話が尻切れトンボになっていたようです。その話については、いずれ日を改めて詳しく書かせてもらうつもりです。私にとってはその時が初めての石鎚山体験だったのですが、生憎の雨にたたられて『洗礼』を受けました。それでもイベントは好評だったようで、お盆にも是非という事でお声をかけていただき、今年三度目の石鎚山。

 

20150814 2麓から山頂の成就社駅まではリフトで登るわけですが、およそ900mの標高差を8分ほどで上がるわけですから、リフトの窓から見下ろす風景は刻々と変わっていきます。当日は今にも雨が降り出しそうな曇天で、5月とは打って変わって肌寒いほど。眼下には多様な樹種が広がっているわけですが、こういう機会でもないと木の梢を近距離で見下ろす経験なんて出来ません。本当ならばもっとまじまじと観察したかったところですが、満員の中に沢山の木の玩具を積んでどうにも肩身が狭い・・・。

 

20150814 4さて、今回はピクニック園地という芝生の広場が会場です。空が随分と近くに感じます!雲がグングン流れていきます。まだ時間が早い事もあってお客さんはまばら。私はてっきり石鎚山は信仰のためだけに登る聖なる山だとばかり思っていましたが、このピクニック園地で開かれる種々のイベント目的で家族連れでお越しになる方がとても多いのには驚きました。小さな子ども連れで、ピクニック感覚で登って来られる方も多数。成程、地元の方々にとって石鎚はただの山にはあらずという存在。

 

20150814 3そのピクニック園地はなだらかな傾斜で雪が降ればスキー場になるのですが、夏の間に楽しめる遊びとして昨年『ポッカール』が導入されました。運動会で幼稚園児が乗るような小さな三輪車に大人が乗って競う競技があったりしますが、遠くから見ているとそんな感じ。同行してくれた次女がやってみたいというので、一緒にやってみる事に。形はミニミニバイクのような形で、足を前に伸ばして太腿の横辺りでハンドルを握り、体全体でバランスを取りながら坂道を滑り降りるもの。続く・・・




20150605 1人の暮らしに欠かせない『』に関わる産業として大昔から存在する伝統からくる焦燥感からなのか、今している仕事を既存の職種に明確に分類しないと気が済まない人が多いようで、同業者からはたびたび、「ところで大五木材さんって何屋さん何ですか?」と訊かれます。もうその質問には辟易しているところなのですが、自分の会社が木材小売業なのか卸売りなのか、家具製造業なのか木工クラフト業なのかそんな既存の職種分類にあてはめる事にどれだけの意味があるというのでしょうか。

 

いちいち説明が面倒なので、『木のモノ屋』ですと言うようにしていますが、同じく既存の職業分類に決別したのが盟友・井部健太郎。愛媛県を代表する久万高原林業の基礎を築いた井部栄範氏の直系の子孫で大林業家でもありますが、数年前に製材機械を撤去し製材業からは撤退。スパンの長い林業経営の一方で、現在では製材所跡に地域コミニュケーションの場としてのカフェを設置し、木材を使った建築用材以外の新たな出口を模索中。同じ方向に進む友が近くにいる事がどれ程心強いことか。

 

20150605 3以前に井部君が作った久万のスギを使った『杉結箸(すぎゆいばし)』は、四国中央市の水引とコラボし、地元信用金庫のノベルティグッズに採択され多くの県内の人の手にスギのぬくもりが届けられました(右上1枚目写真)。その後、弊社の商品開発にもいろいろと関わっていただき、今では互いの商品開発に欠かせぬ存在。その井部君が作ったのが、経年で古材の風合いを帯びたエイジング材をフレームに使った『CHALK BOX(チョーク木箱)』と『CHALK BOARD(黒板)㊨』。

 

20150605 4その2つの商品を製作体験する イベントが久万造林さんで6月28日(日)に開催されます。場所は上述のカフェ。時間は10:00〜14:00(受け付けは9:30~)、参加費は1人¥3000(ランチ付き)、定員30名要予約という事ですので、ご興味のある方はお早めに申し込まれた方がいいと思います。なお当日は、町内で別のイベントが交通規制があるため会場へ行く道が通常と違いますのでご注意ください。今後も木の新しい出口商品への摸索は続いていきます。




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