森のかけら | 大五木材


当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
予告無く変更になる場合がございます。
現在の商品に関しまして、お電話、又はオンラインショップをご覧ください。

20130209 1やっとというか遂にというか、ようやく商品を公開させていただくのが、【森のかけら】の出口の切り札、こちらの『森のりんご』です!【森のかけら】を含めてそれ以後に開発した商品は、『森のこだま』にしろ『森のたまご』にしろ、デザインは丸か四角の極めてシンプルなものでした。考えてみれば、その他の『木言葉書』にしても『円い森』にしても、素材感を全面に押し出した単純な形状のものばかり。素材そのものを活かすというよりも、己のデザインセンスの無さを露呈しております・・・(涙)。

 

20130209 2もうそろそろデザイン性のあるものを・・・という欲望から生まれたのがこのりんご形なのですが、それでもまだまだ素材の質感頼り。それでも、「これ何するもの?」と訊かれる一連の商品に比べれば、見た目の可愛らしさだけですっと受け入れていただけるだけ少しはマニアコースから外れたかも?!当然ながら機能性ありきの商品ではありませんので、特別な仕掛けがあるわけではありません。ただし、触感の滑らかな硬質な広葉樹を中心に作っていますので、ペーパーウェイト並みの重さはあります。

 

20130209 3大まかな形は機械で削りますが、最終仕上は人間の手によるものですから、1個1個微妙に形は異なります。ヘタの部分は、『ハードメープル』で作っています。ヘタの長さも微妙に異なるのも手作りの味わいです。この『森のりんご』も、『森のたまご』と同様に、プレミア36の樹種の「かけら以外の出口」のひとつとして考案したものです。それが結果的に、質感も滑らかで重量感のある広葉樹中心の樹種構成となりました。製作意図としてはインテリアに重きを置いておりますが。

 

20130209 4まだ樹種は少ないのですが、今後も『プレミア36』の木を中心にドンドン増やしていく予定です。『森のこだま・たまご』と同様に、価格は3段階に分かれていて、商品リストは近日中に『商品紹介』コーナーにもアップする予定です。一応紹介しておきますと、BASIC(ベーシック)・¥3,000¥3,150/税込)SPECIAL(スペシャル)・¥4,000¥4,200/税込)、PREMIERE(プレミア)・¥5,000¥5,250/税込)の3タイプ。『森のたまご』と同じ透明ケースに入ってミニ解説付きです。インテリアとして飾りたいという事前マーケティングもあって、現在のところ樹種名やナンバリングはしていませんが、それについては今後の反応次第で検討します。塗装についても、植物性オイルと無塗装のどちらか好きな方を選んでいただけるように考えています。

 

 

20130209 5とりあえず本日から販売開始ということで、PRを兼ねた特別企画を2つ打ち出します。そもそもプレミアクラスを作ろうと思うきっかけともなった美しい縞模様を持つ木『ゼブラウッド』を期間限定の特別価格で販売いたします。PREMIEREランクの『ゼブラウッド』の『森のたまご』と『森のりんご』ですが、それを各1個ずつの2個セットにして、本来2個で¥7,500(税別)の商品を、本日から3月15日までの期間限定で、¥5,000(消費税・送料込み)の特別価格で販売させていただきます。

 

20130209 6植物性オイルか無塗装のどちらでも選択できますが、リストナンバーとミニ解説書は付きませのでご了承下さい。こういう企画を発表すると必ず、他の樹種の組合わせを希望する問い合わせがありますがゼブラウッド限定ですの、くれぐれもご了承下さい!この他にも「森のりんご」はいろいろあるのですが、『プレミア36』の木を含めて『今日のかけら』と連動してご紹介したいと思っていますので(ますますいつになるのか不安に感じられる方もいるとは存じますが・・・)もう少しお待ち下さい。

※ちなみに、現在の在庫状況は、ベーシック=スギ、キソヒノキ、ブビンガ、プラタナス  スペシャル=イスノキ、ヤマザクラ  プレミア=ゼブラウッド、キングウッド、チューリップウッド、リグナムバイタ




今日のかけらプレミアム019チューリップウッドTulipwood マメ科・広葉樹・ブラジル産

宝石のような木ばかりを集めた『プレミア36』の中においても、その美しさにおいて他を圧倒するのがブラジル産の『チューリップウッド』です。材木屋のはしくれとして、その存在は以前から知っていたものの、実際に手にしたのは【森のかけら】を作るようになってからの事です。昔風に言えば、銘木屋さんが扱っていた材のひとつで、建築・家具分野では縁の無い存在でした。「普通の材木屋がそんな場違いな木、持っといてどうするの?」いやいや、うちは普通の材木屋ではありませんから!

この『チューリップウッド』は、ブラジル北東部、パイア、ペルナンブコ州近辺に生育している木で、学名は『Dalbergia frutescens』。花の形が似ている事から別名『チューリップツリー』とも呼ばれる、北米産の『イエローポプラ』とは一切関係がありません。一般的には『チューリップウッド』と呼ばれていますが、頭に産地であるブラジルの名をつけて『ブラジリアン・チューリップウッド』と呼ばれる事もあります。他にもその色調から『ピンクウッド』や『ジャカランダ・ローズ』などの名で呼ばれる事もあります。

この木はねじれながら成長するために通直な材は少なく、杢目は不規則で大きな木は入手困難です。初めて目にされる方は、これが天然の色だとはなかなか信じてもらえません。その鮮烈な色合いと精緻な杢目はご覧の通りで、フランス王朝ルイ15世、16世にも愛され、王室御用達の木材としても知られ、18世紀の古典的な英国家具にも珍重されてきた歴史があります。木の色合いを言葉で説明することの困難さ、無意味さはこの木のためにある台詞のように思われます。

百聞は一見にしかず。まあとにかく手にとっていていただきたい!敢えて言葉で説明するなら、淡桃色の下地に、鮮烈な濃淡の紅色の縞模様が入っているといった感じですが、この自然の造形美の前には言葉が足りません。その美しさに魅せられたルイ15世、16世は、この木のグラデーションを巧みに使って、腕利きの職人に模造のチューリップを作らせ愛でたという事ですが、それがこの木の名前の由来ともされています。歴史上、どれだけ多くの人がこの木に惹きつかれたことでしょう。

ねじれて成長す事から、乾燥中に割れや反りが発生し、クラフト細工などに使用出来る部材にすらも限りがあるとされていますが、気長に自然乾燥で乾かせたのが幸いしたのか、結構コンディションの良い板が取れたので【森のかけら・プレミア36】と『森のたまご』、『森のりんごにも加工してみました。ヨーロッパ家具においては、その際立った色彩を活かして装飾的な象嵌細工や宝石箱、あるいは硬度を活かしマリンバなどの楽器にも利用されているようですが、産出量も極めて少なく、高価で大変貴重な木です。

その存在そのものが『宝石』のようなもので、ベルサイユ宮殿の家具や調度品にも使われ、高貴な方々の目も楽しませてきましたが、今やブラジル政府が出荷を規制しており、そう簡単には入荷できないレアな木となっています。その出口として、【森のかけら】以外に何かないものか探ってきましたが、色合いとともに手触りのスベスベ感も体感していただきたい要素のひとつです。どうぞ、遥かフランス王室の一員になったつもりで優雅な気分で『森の宝石』をご堪能下さい ※ チューリップウッド』の『森のりんご』と『森のたまご』はこちらで販売中森のかけらオンラインショップ




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