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昨日に続いて甲子園のお話・・・それも、息子の成長に合わせて変わっていくのかもしれませんが、今はたったひとりの自分の血を引く男の子として、仕事以外の面で血の濃さと向き合いたいと思っています。父と手をつないだ記憶が無いので、小さな頃から息子や娘とはなるべく大きくなるまで手をつなごうと決めていました。さすがに娘たちはひと前では手を握ってくれなくなりましたが、息子は今でも何かあるたびに手を握ってくれます。今回、慣れぬ雑踏の中で不安な息子はいつも以上に強く手を握りしめてきました。少しずつ子供から少年の手になっていく息子の手の感触に、未来永劫この距離感が続くことはないであろう現実を感じ、一抹の寂しさが胸を去来。奇しくも当日の先発は19歳の藤浪投手。6年少し前にはランドセルを背負っていただろう(?!)長身が、マウンドで一生懸命にプロのおっさん達と格闘する姿がありました。人はやがて大人になっていく・・・
稀有の才能を誇る藤浪投手ですが、その日は調子がいまひとつのようで、6回途中までロッテ打線に12安打を浴びせかけられました。それでも何とか3失点に抑え、味方の反撃を待ちました。雑誌などではその性格がプロ向きだとか、発言も大人びているとかいろいろ書かれているものの、まだ19歳の少年です。うちの中3の娘(長女)の3年後・・・比較するような話ではありませんが、孤独のマウンドに立つ姿に、ひとの親として何だか胸が痛みました。
やがて私の娘や息子たちも、社会人として大人の世界で厳しい現実を味わう事になるでしょう。息子の場合、もし後を継いだとしても(いやむしろ継いだ方が)、親として孤独のマウンドで痛打を浴びて晒し者になる姿をより間近で見なければならなくなる事でしょう。親として助けてやれる事には限りがあります。連打を浴びて失点し、ミスを繰り返そうとも勝手にマウンドを降りる事は許されません。例え未熟なひよっこであっても、職業人としての務めを果たさなければなりません。
その孤独のマウンドに立つ息子の姿を見る親の気持ちやいかばかりか・・・。やがて自分も味わうであろう『親の試練』を思うと、いつも以上に藤浪投手への応援にも力が入りました。そんな複雑な思いも知るべくもなく、息子は阪神の『わっしょいわっしょい』の声援にすっかり魅了されておりました。雨の心配をしていましたが、曇天の空からは雨粒も落ちることなく、涼しい風を浴びながら、グラウンドから6列目という臨場感溢れる席で最高の野球観戦となりました。ありがたや~!
本日の日曜日、息子とふたりで念願の甲子園球場へ野球観戦に行ってきました。お取引先様のありがたいご好意により、甲子園での阪神VSロッテ戦のデーゲームのチケットをいただいたのです!これはどうあっても行かねばならない!息子の(スポーツ少年団の)サッカーの練習を休ませてでも、行っておかねばなるまいっ!そういう親の横暴にはいつも否定的な家内ですが、本人もその日家を空ける私用があり、息子とふたりの男旅を暗黙の了承・・・。
息子も来年は中学生。今のサッカーを続けるかどうかも分かりませんが、休日など今以上に一緒にいる時間が少なくなることは間違いありません。近くに両親もいなく、預かってもらう所も無かったので、子どもたちが生まれた直後から、忙しくなった各種イベントにもベビーカーに乗せて連れ回ったものです。その数も1人からやがて3人になり、県外の方などからは「大変だね~」と同情までいただいたり・・・。今やそれも懐かしい思い出ですが、考えれば仕事以外ではあまりどこかへ連れて行った記憶が・・・
どこか行くたびに、木の施設やクラフトショップなどを織り込むのは高橋家の暗黙のルールですが、子供たちも自分の中に流れる『材木屋のDNAの宿命』にあきらめを、いやその血の濃さに気づいていることでしょう。その血の記憶は、やがて大きくなった彼らの行動規範の軸となるのかもしれません・・・。私の父は人とのコミュニケーションが苦手な人で、特に我々が社会人になってからは仕事のこと以外の会話はほとんどありませんでした。それが特別な事だという意識もありませんでしたが・・・。
そういう事が苦手な人だという事も分かっていましたし、逆に面と向かって何か話せと言われても妙に気恥ずかしく言葉が見当たりませんでした。今にしても思えば、父はもっと何気ない家族の話がしたかったのかもしれません。まだ息子とは『仕事の会話』はありませんし、この仕事を継ぐという意識も無いようです。私としては、自分と父がそうであった事の反省と恐れから、息子とは『仕事の会話』しか話せない親子関係にはなりたくないと考えていますし、内心警戒もしているところ・・・。この話、明日へ続く。
梅雨入りしたとの発表があったものの、今のところ空梅雨が続いています。材木屋の立場からしますと、雨が続くと現場の日程がずれたり、材を運ぶのにシートなどの養生が必要になったり、材を濡らさぬように移動させたりと、雨は決して材木屋に歓迎されるものではありません。一方、周辺のミカン農家の方々からは、このまま雨が降らないと深刻な状況になるとの声もあり、あまり大きな声では空梅雨を歓迎も出来ません。慢性の水不足を抱える松山市にとっても空梅雨は深刻です。
そんな雨嫌いの材木屋の倉庫の中にも、雨を歓迎する者がいます。材を住処とする虫たち!雨が続いて湿度が高くなると活動が活発になり、夜の倉庫では「カリカリカリ・・・」と、虫たちが木を穿孔する恐怖の音が聞こえ始めるのです!まだ虫の生態を死なない若かりし頃、夜の倉庫でたったひとり初めてその音を聞いた時、音の近くに近づけば音が止まり、離れれば音がし始めるものの、その姿は見えずという、ホラー映画のようなシチュエーションに小さな恐怖を覚えたものです。
今も詳しい虫の生態を知っているわけでもなにのですが、いつ頃になると彼らが活動を始め、現場から虫の被害のお電話がかかってくるのか、経験的に肌に染みついています。6月の雨の多いこの時期が、呼び出しの最盛期(?)なのですが、今年はどうやら虫も『雨待ち』でしょうか?例年のような動きがありません。まあ、油断していると後から大変な事になるので安気に構えてもいられませんが・・・。耳付板を扱っている以上、虫の問題は避けられない宿命です。
以前は虫、及び虫穴について強いアレルギーがあったものの、私の周辺では少しずつその反応にも変化が見られます。若い方を中心に、虫穴も平気で受け入れていただく方が増えました。鳥や昆虫に命の住処を与えていた森にありし頃の木の役割や、長い歳月を生きた木の履歴書としての証などと、説明させていただく事で、『欠点、B級品』というイメージから、愛おしさやねぎらい(?)の気持ち、またはキャラクターマーク、個性として理解を示していただけるようになりました。
最近ではむしろ傷や虫穴のひとつも無いなんて本当に自然のものなのか?なんて嬉しい事を仰っていただく剛の方もいらっしゃったりして、時代の変化を感じています。我々の親世代ではついぞありえなかった感覚ではないでしょうか。そういえば昔は『節のある床材や壁材』なんて論外でしたが、今では節は『本物の証明』と歓迎していただける時代になったのですから、ひとの価値観って案外心移りなものかも。ひと口に『節』と言っても、そこにも深い世界があるのですが・・・それはまたいずれ。
5月の23日から先日の6月4日まで、愛媛県西予市宇和町の『喫茶・ギャラリー/中町 池田屋』さんで、上田球乃ちゃんと一緒に開催させていただいていた展示会が終了しました。快く会場をご提供いただいた『池田屋』さん、お世話になった関係者の皆様、期間中足をお運びいただいた皆様、本当にありがとうございました!結局私は、1日だけ会場に顔を出させていただいただけで、すべて球乃ちゃんにお任せだったのですが、球乃ちゃん本当にお疲れ様でした!
会場に偏屈なおっさんが居るよりも若い女子が居た方が雰囲気もいいでしょう・・・という理由で行かなかったわけではないのですが・・・ちょうど仕事が混み合っていて時間が取れませんでした。双海からの流れを受けて、同級生の清家ユカリちゃんの飛び込みライブ(?!)もあったり、期間中CATVの収録や新聞の取材もあったりと、地元の方からも随分熱心に応援いただいているようで、それもこれも彼女の誠実な人柄とものづくりに対する真摯な姿勢の賜物でしょう。
球乃ちゃんが注目されたのは、ただのイラストではなく、『木』という素材を使うという技法の珍しさによるところも大きかったと思います。今回は桧単種の突き板が素材でしたが、樹種がもっと沢山増えて、着色しなくとも素材の色合いで絵が絵が描けるほどバリエーションが出れば、マーケタリーも可能になるでしょうし、更にまた違う分野の方ともつながっていく事でしょう。木という素材を使うという接点でつながった3人ですが、若い球乃ちゃんにはそこから大きく飛躍していただきたいです。
一見縁遠いとも思える木材と絵と音楽。しかし人がそれを扱う以上はつながりは絶対にあるはず。最初はわずかな接点でも、やがてそれは人をモノを場所を飲み込んで膨れ上がり、大きなうねりとなって太く大きなつながりになるはず!地方都市から東京へ、なんて小さな事言ってないで、目指すは世界!阿部首相もアフリカ市場へ打って出ようとその市場の魅力を語っておられます。幸いにもアフリカは野生動物の宝庫!現地の木材を活かすフェアトレードまで見込んで、いざアフリカへ~!
盛岡のネタはまだ1週間分以上もたっぷりとあるのですが、あまり話が偏って紀行日誌のようになるのもあれなので、珍しく軌道修正して本日は『モザイクボード』のお話。発売開始以来、地味ながら一部の熱狂的なファンに支えていただき、何とか供給と需要のバランスを保っております(なにせ端材ベースの商品ですので生産にも限りがあります)。基本的には、弊社の他のオリジナル商品同様に万人受けするものではありませんので、お好きな方はどうぞ!の世界です。
愛媛県内の松山中心部を販売対象としていた昔であれば、マニアック過ぎると誰にも見向きもされずに消えていった商品かもしれません。それがこのブログやフェイスブックなどのお陰で、情報が全国的に発信出来るようになって、マニアックな商品に変わりはなくとも、マニア(あくまでも褒め言葉として!)も沢山集まればそれなりの市場になりうる事を体現しています。全国には多様な嗜好をお持ちの方が沢山いらして、そういう商品を探されているハンター(?)もいらっしゃいます。
情報の発信量の目安として、ホームページの閲覧者の数をひとつの拠り所としていますが、5年目にしてようやく累積70万人超え、総アクセスも夏までには3,000万に達する見込みとなりました。分母が増えるとそれに比例してマニアも増えるようになり、マニアックな商品をその方々には『適正商品』となるようで、寛容な心で受け入れていただいております。現在のところ、関東、東海、九州方面に心の広い方が多いようですが、実は県内でも少しずつ販路が広がっております。
県内の場合、施主さんが興味を持っていただき、施主支給とか材料指定という形でお使いいただくことが多いのですが、流れはどうあれ身近な所で使っていただける事はありがたいものです!すっかり紹介が遅くなりましたが、そんな奇特な方のひとりが、自称「半農半木工作家」の「はなの自然農園」さん。ご自宅の子供部屋の机としてDIYで施工されました。個人の住宅の場合、こういう形で子供部屋のカウンターとして使われるケースが非常に多いです。
面白いもの、変わったものという事でご興味を示してご購入いただいた方皆さんに共通しているのは、施工の際カットしたモザイクボードの端材も無駄にはしないという姿勢。こちらの「はなの自然農園」さんもしっかりと余った端材で素敵な飾り棚を作られていました。こういう端材の使われ方を拝見すると、モザイクボードに込められたエッセンスをしっかりご堪能いただけたのだなと感じてとっても嬉しくなるのです!次は撮影が整い次第、店舗での使用実例もご紹介します。
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