森のかけら | 大五木材


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20100311 雪の久万昨晩の興奮も覚めやらぬ中、今日は朝から久万高原町に向かいます。盟友・井部健太郎率いる『久万郷』とトム・ヴィンセントを引き合わせ、新たな化学反応を楽しむ、いや探るためです。トムと真野さん(トムの会社のメンバー)、産業技術研究所の岡田所長、藤田主任、窯業技術センター安岡センター長と私(この異業種の組み合わせにもまったく違和感を感じなくなりました!むしろとても快適です。共通言語を得ました。)で久万に向かったものの、昨日からの異常気象の大雪で三坂にチェーン規制がかかり、素人さんが下手に登ってきては危険という健太郎君の判断で、砥部までわざわざ迎えに来ていただくことになりました。その時松山は雲ひとつない晴天でした。砥部で長靴姿の私だけ浮いた光景でしたが。ちょっと大袈裟じゃない?といぶかしげに健太郎君の車に乗り込んみ、三坂を登るうちに次第に風景が・・・。

                                        

R0013575 いつの間に北海道に来たのかと見まがうほどの一面銀世界。更に登るにつれ雪は深くなり、我々の前には次々と衝撃的な光景が現れます!無人の車が路肩に放置されています。その数、1台や2台ではありません・・・。何台も何台もの車が主を失い、雪に包まれています。どうやら昨晩頑張ってここまでは登ってきたものの、怒涛のごとき勢いで積もる大雪に行く手を遮られ、危険を感じたドライバーが車を捨て徒歩にて脱出をはかったのでしょう。まさに細菌兵器に侵されたパニック映画並みの光景です!お、おそるべし久万高原町!

R0013586道中かなりの木が雪の重みで倒れていました。道路の傍の杉や桧が弓のように曲がり、道路に覆いかぶさっている場所が数箇所ありかなり危険です。手入れの行き届いていない木は、枝が伸び放題に伸びて幹にも力がなく大雪で簡単に倒れてしまいます。路肩のガードレールが隠れるほどの雪量ですから、弱った木はひとたまりもありません。健太郎君も心配していましたが、かなりの木々が今回の大雪の影響を受けたと思われます。走行中にも目の前で木が雪折れする衝撃シーンにも遭遇しました。かなり痛々しい光景でした・・・。

20100311 雪の久万2

白一色の銀世界ですが、先日購入したばっかりのデジカメ・リコーのGRが活躍してくれます。『Loopto』に【森のかけら】を出品する際に接写の画像が必要なため、購入したのですが画像が抜群に鮮明!かなり訓練が必要ですが、以前にブルーマーブル藤山FLM健さんにカメラの講習をしていただき、少しは使い方が理解出来るようになりました。もちろん綺麗に撮れるのは腕ではなく、カメラの精度なのですが、これからはなるべく木の質感も表現できるように撮れればと思っています。さて、途中でもチェーンを路肩でチェーンを装着していた人や横滑りしていた車が道を半分塞ぎ、隙間を通り抜けていたなんとか山中を抜けて来たものの、我々にも恐るべき白銀の魔の手が忍び寄ってきていたのです。前方の車がストップ!見るとかなり前方から長蛇の列が・・・!やばいっ!どうなる?この結末は明日へと続きます。




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