森のかけら | 大五木材


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20100311 雪の久万3車が完全に停止してしまいました。恐らく片側通行しか出来なくなっていて離合でもしているのだろうと考えていましたが、いつまでたっても対向車が来る気配もありません。さすがにしびれを切らせて、車を降りて原因を探りに行ってみると、我々の車から10数台先のカーブを曲がった所の膨らみで、4トントラックが滑って脱輪して、その脇を通ろうとしたタンクローリーのタイヤが轍で滑って斜めになり完全に道を塞いでいました。画像で見るとたいしたことないように見えるかもしれませんが、ここは他に抜け道もなくまったく身動きの取れない状況!

R0013587こういう時には笑うしかありませんが、何かハプニングでもある方が記憶に残るからという笑い話もほどほどです・・・みんなの協力もあってなんとかタンクローリーは轍を抜け出したものの、今度は後続の車が更にデストラップにはまってしまいました!トムもトホホ顔・・・と思いきや意外と楽しんでた様子(?)。言い訳ではないですが、本当にこういう機会は数年に1度あるかないか。健太郎君に寄れば、地元に帰って来て一番多く積もったとのこと。これはある意味タイミングが良すぎるのかも?しかも、トムと真野さんは昨日の飛行機でも、台風並みの強烈な風の中揺れに揺られ、あげくに1回で着陸できずに、タッチ&ゴーまで経験されてきました!これはもう黒船トムが連れてきた、旋風が巻き起こしたハプニングなのかもしれません。まあ、人身事故とか起きてなかったようなので不幸中の幸い。ポジティブにいきましょう!

 

R0013588結局、久万町内まで入ったのは昼を過ぎていました。急遽予定を変更して『ふるさと村』で昼食。竹森洋輔君(竹森ガーデン)も合流、トムと初対面です。久万の豊かな自然の恵みにトムも真野さんも満足していただいた様子。こうして改めて町の外の人間の視点で久万を見ると、実にたくさんの恵まれた『素材』があることに気づきます。どこの地域でもそこに眠る良質な地域資源の出し方、見せ方の演出方法が至上命題で、外部からヒントを活かしあくまで地元の人間がメニューを考えるのが理想です。外部の人間にすべてを依存しない姿勢を貫かなければなりません。

R0013640それから一行は『久万美術館』へ。ここは町立の美術館で、平成元年に井部栄治(健太郎君の祖父)が所蔵コレクションを寄贈し、その作品を中心に開館しました。また全国でも非常に珍しい木造の美術館なのです。詳しくは、健太郎君のブログにて。こちらもすっかり雪景色。雪の中に佇む森の美術館というのも風情があります。こんな日ですから当然お客さんは我々だけです。下の駐車場から玄関までのアプローチが雪かきしてありました。我々のために準備していただいたご様子、そのお心遣いにただただ感謝です。以前はその存在を知ってはいても、素通りしていましたが、不思議なもので健太郎君との縁が出来た後は芋づる式に縁が広がり、今では年に数回通わせていただいております。デザイナーさんとの出会いの影響もあります。美しいものを知るのも勉強です。さて、我々が何をするためにここにやって来たのかというと・・・その答えは更に明日へ続く。




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