森のかけら | 大五木材


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日本のプロ野球はセ・リーグもパ・リーグも最後の最後まで息が抜けない白熱したデッドヒートを繰り広げています。我が愛する阪神タイガースの日々の奮闘ぶりにも、毎日ハラハラドキドキさせていただいております。残り試合も少なくなっていよいよ厳しい戦いとなっておりますが、ひと昔前の暗黒時代を考えれば、この時期まで優勝争いに加わるような強豪チームに変貌してもらってファン冥利に尽きます!優勝するに越した事はありませんが、1試合に22点も取る試合があったりと、この時期にチーム打率が2割9分近くもあるなどというのは信じられない事です.打てない打てないと言い続けられてきた阪神打線のこの凄まじい打撃力は、それだけで多くのタイガース・ファンの溜飲を下げたのではないでしょうか。

遅ればせながら能美が復帰してすぐに結果を出し、秋山のルーキー離れした活躍も拍手喝采、屈辱のブーイングを歓声に変えさせた久保田の豪腕、若虎掛布のデビューを髣髴させる藤川俊介の颯爽、いぶし銀の仕事師・平野の打って守っての八面六臂、涙が溢れ出そうになるほどの感動を覚えるのですが、もしもこれで優秀したらMVPはやっぱりマートンでしょう!来日1年目での200本安打も驚異ですが、ヒーローインタビューでいつも神に感謝を捧げる敬虔なクリスチャンで、野球に取り組む真摯な姿勢には人間性が現われています。

イチローの年間210本の記録も更新しそうなバットマンが、こだわっているのがアメリカから持ち込んできたバット。そのバットを使い始めてからメジャー時代を通じて折れる回数が格段に減ったというのが、目の詰まったオールド・ヒッコリーのバットなのだそうです!ヒッコリーでスポーツといえばスキー板が専売特許かと思っていたので意外でした。200本を越えるヒットを積み重ねたのがヒッコリーだったとはなんだか嬉しくなります。ところが調べてみたら実はヒッコリーの木」ではなかったのです!?

実は、オールドヒッコリーの名前の由来は「ヒッコリーの木」とは無関係で、材質はハードメープルなのです。ではなぜオールドヒッコリーというかというと、これはそのバットを作っている会社の社名で、そのオールドヒッコリー社は1999年創業のバット専業メーカーで、テネシー州のグッドレッツビルという場所にあります。そこのすぐ傍らにオールドヒッコリー湖という人造湖があり、その湖の名前にちなんで名づけられたのです。ヒッコリーの木とは直接関係がなかったのです。

オールドヒッコリー社のバットは、主にアパラチア山脈西側で採取された最高品質のハードメープルを使用しています。ハードメープルは、ボウリング場のレーンにも使われるほど堅牢で、反発力が高く、折れにくい事から最近では多くの大リーグ選手がこのバットを使っています。本物のヒッコリーの木もハードメープルに負けず劣らずタフな木で、昭和初期には実際にヒッコリーで作られたバットも輸入されていたという事ですから、「ヒッコリーの木のバット」と「ヒッコリー社のバット」は実にまぎらわしい・・・。それでは今度はなぜその湖がオールドヒッコリーと呼ばれるのかという事が気になります。すると、これまたドラマチックな物語が潜んでいたのです!

 

 




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